お持ち帰りも可。三井寺横の『開運そば』

滋賀県大津市にある三井寺。

正式名称は「長等山園城寺（おんじょうじ）」で、天台寺門宗の総本山だ。

ここ数年、滋賀県内で一番、我が家が訪れるお寺。

 

 

参拝に･･･というのでなく、お目当ては『三井寺の開運そば』なのだ。

開運そば

『開運そば』は、三井寺横の円満院勅使門前にある。

京阪三井寺駅から徒歩10分、JR大津京駅から徒歩15分。

 

向かって左側・現在地のところ

 

最寄り駅は京阪大津市役所前駅で、徒歩7分のところにある。

 

※何かと話題の大津市役所から約500m。

 

緑が綺麗な季節、いいお天気。風が気持ちいい。

 

あの立て看板の奥、門をくぐると‥

 

右側に「開運そば」さん。
元は門番小屋とのこと。

店内の壁一面には、絵馬が飾られている。

お店の方曰く、お客様が買ってきてくださることもあるらしい。

 

いつかの私。
注文したら、絵馬を眺めるのも楽しみのひとつ。

 

平日でもたくさんの人が訪れ、桜や紅葉の時期、またゴールデンウイークには、店前の赤い毛氈の敷かれた台でお客さんが待っている‥

というのが、いつもの光景なのだが、今年はさすがに様子が違った。

オススメは温かいおそば

もう10年ほど前に、知り合いの方に教えてもらった「開運そば」。

冷たいざる蕎麦や天ざるもオススメなのだが、我が家的に「開運そば」では、温かいお蕎麦が好み。

なんともお出汁が美味しいのだ。

三井の銘水を使っているらしく、甘すぎず辛すぎず、思わず全部飲み干しちゃうほどの風味豊かなお出汁。

すっかりこのおつゆにハマって、外食の少ない我が家が一年に数度は通うお店。

隊長は冬なら「あんかけきつね」、夏は「きつねそば」を注文することが多い。(お揚げさん好きなのだ。)

 

きつね餡かけそば
しっかりとした“あん”がたまらない

 

店名「開運そば」というお蕎麦もある。5種類の野菜の天ぷらがのっていて…もちろん、美味しい。

お持ち帰りで、おうちお蕎麦

先日、大津市内に出かける用事があり、「開運そば」を思い出した。

そうだ！お持ち帰り(テイクアウト)を買って帰ろう！

今、外食をする気分には、なかなかなれないけれど、「開運そば」さんでは、お持ち帰りメニューもある。

 

 

我が家は、いつも「かけそば」を選択。

 

1人前のかけそば
そば、お出汁、ネギがセット。

 

店内に「ご自由にどうぞ」と置かれている「天かす」も、一緒にいれてくれることが多い。

 

うつくしいお蕎麦

 

湯で時間は、温かいお蕎麦なら、1分ちょっと。一回水でもみ洗いして、再度温めなおすので、ゆで時間が短いかなと感じるくらいでちょうどいい固さになる。

この日は、お揚げを炊いて、きつねそばにした。

 

 

家で食べても、思わず頷くお出汁の美味しさ。

おつゆが美味しいので、お揚げは、薄味か、刻みあげがおススメ。

気軽におうちで美味しいお蕎麦を楽しませてくれる、￥350のかけそば。

賞味期限はその日中で、取りに行ける方限定だけど、太鼓判のお持ち帰りの一品♪

 

 

帰りに誰もいない三井寺の仁王門を眺める。

1601年に建てられたらしく‥419年の歴史のある門。これほど、人が訪れない日々は初めてじゃないだろうか。

開運じゃなくていいから、みんなに健やかな日々が訪れますように。

 

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