2019年、いろいろな業種の方からWeb制作のご依頼をいただきました。
Web制作のご依頼を頂いた際には、お仕事の内容もさることながら、その業界について、一通り勉強して臨むのがアントラップ流。
今回、リニューアルのご依頼をいただいたのは『競馬』に関するウェブサイトです。
競馬は伝統と文化。ジョッキーはアスリート。
日本では、競馬=ギャンブルというイメージがありますが、海外では「貴族の娯楽としての伝統や文化」があり、「競馬場は上流階級の社交場」とされている。
そう、競馬は、人気のスポーツでもあり、文化なのです。
毎年10月、フランス・ロンシャン競馬場にて開催される「凱旋門賞」。
男性は正装、女性はドレスやツバの大きな帽子など、様々なお洒落をして、TV画面からも気品漂う雰囲気を感じます。
また、競走馬に乗るジョッキーは、厳格な体重制限の元、馬をコントロールするトレーニングを繰り返す、まさにトップアスリートの集団。
「よくあんな中腰の姿勢で、何分間も馬の背中にまたがっていられるものだ。筋力も、体幹も、すごいトレーニングで鍛えられているはず。」と、常々思います。
また、競馬の大きな楽しみの一つといえば、予想すること。
実は、密かに競馬が趣味の隊長。
「どの馬がレースに勝つか?」を予想しては楽しんでおりますが、なかなか予想通りにはいかない所が悩ましいのは言うまでもありません。
HP制作にあたって、現場調査と写真素材集めのため、これまで何回か競馬場を訪問した。
動物好きのリスは、お馬さんを見るのも楽しみつつ、女子だけが楽しめる「UMAJO」エリアも堪能。
約1時間ゆっくり滞在できるUMAJOスポットでは、ワンドリンクが無料。
阪神競馬場のUMAJOスポット
レース前のお馬さんを見ることができるパドックが、こんな風に見えます。
LUPICIAとコラボの紅茶も
競走馬の能力を数字で表す?
今回、ご依頼をいただいたのは、木下健さん。
競馬雑誌に連載経験があり、競馬関係の書籍も三冊、出版しておられます。かなり前になりますが、CSフジテレビの番組にも出演されていました。
ご自身が運営されている、木下健の競走馬能力指数「Alpha-BASE」のHPのリニューアルをさせていただきました。
木下さんは、「レースに出走する馬のどれが勝つか?」の予想をされているのではありません。
競走馬の持つ「能力を数値化できないか」と研究を重ね、競走馬の能力指数表『アルファベース』(Alpha-BASE)を生み出すに至られました。
この競走馬能力指数『アルファベース』と言うのは・・・
競走馬の走破タイムを基本とした指数【デジタル】と、木下健氏の走馬眼とも呼ぶべきレースの馬の見方【アナログ】を融合させるという方法を用いて、競走馬の能力を算出・指数化。能力指数を使いやすくアレンジしたもの。
なんとも、ムズカシそうな内容。
もう少し簡単?に言うと・・・競馬ファンの予想ツールとして活用できる、競走馬の能力を数値で表した指数表を作成しておられます。
「この馬の能力値は、こちらの馬よりも上。」「この馬と、この馬の能力は同じくらいなので、どちらが勝ってもおかしくない。」なんて風に、予想に役立てることができる指数表。
※どのお馬さんが強い?
競馬のレースは、毎週末の土日。
このアルファベースを作成する為に、レースを見直しては研究し続ける日々をずっと続けておられます。
競馬情報&それ以外の情報も発信中!
ホームページは、適度に更新・新しい情報がアップされていることが大切。
なので、「お知らせやブログなども発信して、訪問者の心を獲得していってくださいね。」という隊長&リスからの提案もあり、リニューアル後のHPでは、競馬情報&それ以外の情報やお話も発信中。
ちなみに木下健さんは、隊長のランニングの師匠。
競馬だけでなく、興味を持ったモノは深く深く探求する性格の持ち主で、ランニングも深~く探求。
ついには、フルマラソンの二倍の距離を越えるウルトラマラソンにもチャレンジするアスリートになるまでトレーニングを重ね、今では、体脂肪が一桁台!
なので、夏場でもレッグウォーマーが手放せない極度の冷え性らしい。
本人曰く「競馬の話だけでは、blogのネタが尽きてしまいますので、マラソンのことも発信しますわ~♪」とのこと。
師匠の視点は、いつも面白くて、打ち合わせでお会いしても話が尽きない。こてこての関西弁で綴られる競馬以外のエピソードも必見です。
最後に‥
先日の競馬場視察では、木下さんの競走馬能力指数『アルファベース』を元に、しっかりビギナーズラックで馬券を当てるリスでしたとさ。
※リスは、わくわく払い戻し♪
隊長には・・・幸運の女神は微笑みませんでした。
競馬好きの方だけでなく、ちょっと興味のある方も、ぜひ覗いてみてくださいませ★
木下健の競走馬の能力指数表『アルファベース』(Alpha-BASE)
https://takeshi-keiba.com/