めでたい指さし確認

福井・恐竜博物館へゆく

ずっとリスが行ってみたい!と言っていた、福井県立恐竜博物館

先日、ぽっかり空いた作業の合間を縫って、小雨の中を行ってきました。休日だったリス弟も、思い立って道連れ。

今日は、ぷらり旅・恐竜博物館訪問編をお届けします。

目指すは福井県勝山市・福井県立恐竜博物館

福井県立恐竜博物館は、福井県内北西の勝山市にある。

 

 

最寄りのICは、中部縦貫自動車道の勝山ICから約10分。滋賀県大津市のうちから、片道約2時間半弱の旅だ。

1989年から福井県勝山市(北谷)で行われた、恐竜化石調査事業。

 

 

そこで、多くの恐竜の骨化石が採集され「フクイラプトル」「フクイサウルス」など、5体の新種の恐竜化石も発見された!

その発見の成果をもとにして「恐竜」を中心に、国内最大級の地質・古生物学博物館として2000年にオープンされたのが、この「福井県立恐竜博物館」なのだ。

 

福井県で発見されたフクイラプトル
肉食恐竜 / 全長4.2m

 

恐竜化石の発掘体験(日本初)ができる「野外恐竜博物館」もあり、現在では、年間入館者数が約90万人と福井県を代表する観光文化施設になっている。

博物館の建物は球体になっていて、地上三階、地下一階。なぜ「球体?」なのかは、勝山市の立地の為、降雪対策なのだ。(球体だと、雪が屋根に積もらずスルリと落ちる。)

いざ館内へ

エントランスで入場券(大人¥720)を購入後(クレジットカード支払可)、いざ館内へ。入館後すぐにある下りのエスカレーターに乗って、地下一階展示室へGo!

 

 

初めて恐竜博物館を訪問する私達。
オススメの回覧コースに沿って回るのが得策だと、看板の示すとおりに進んでいく。

地下一階のダイノストリートと呼ばれるトンネルを抜けると、巨大な恐竜の骨格が展示している「1F:世界の恐竜ゾーン」が目の前に広がる。

 

 

ずらりと並ぶ圧巻の恐竜の巨大な骨格。中には、実物の骨を組み上げられた標本もある。

 

照明も綺麗な展示

 

リスは、昔から巨大な生物が大好きで、恐竜も興味深々。大きな骨格標本を前に、静かにあがってゆくテンション。

 

巨大恐竜と隊長

 

恐竜が生息していたのは、2億2500万年前から6500万年前。人間が生まれる6000万年以上も前に絶滅したと言われている。

遥か遥か昔‥
この巨大な生き物たちが確かに生きていたという事実。

 

 

素晴らしくロマンを感じる!タイムマシンで見てみたい!と思ってしまうらしい。

リスがずっと疑問だったのは、恐竜の色。
骨から体の大きさや動きは判明できても、なぜ色がわかるのか?

 

ティラノサウルスは、茶色?黄色?赤茶色?

 

なんでも、今描かれている色や模様は、現生の爬虫類などを参考しているらしい。ちょっと納得。でも、もしかしたら、全然違う色なのかもしれないと、桃色のティラノサウルスを想像してみたり。

地球の科学と生命の歴史も

恐竜博物館と言えど、恐竜だけにあらず。

国内最大級の地質博物館の側面もあり、地質に関する展示もされている。

一階の「地球の化学ゾーン」では、地球内部の構造、地質、地震、そして、様々な岩石が展示されている。

隊長が気になったのは、鉱物の展示。

ずらりと並んだ鉱物は、その活用方法まで紹介されている。ICチップになったり、レコード針になったりと、「この黒い石がこれになるのか!」と新しい発見があるのが嬉しい。

また、誕生石(ガーネット~トルコ石まで)の原石から、加工済みの宝石までが展示。「この石が加工されると、こんな風に綺麗になるのね。」と、加工後の値段が気になる隊長であった。

さらに一階から二階へ上がるスロープを通り(この間、恐竜の化石の展示が一望でき、上から目線でも楽しめる)、二階の「生命の歴史ゾーン」へ。

そこには三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の様子を表したジオラマがある。ジオラマ好きの方は必見。

 

 

また、動物や生き物の祖先の姿がこれまた興味深い。

足のあるクジラ、4メートルのウミガメ、6メートルの魚、巨大なシカ!!

とてつもない時間の中で、動物の生きるための進化は今も続いている。

鳥は恐竜なの?!

色々と展示を見ていると‥
思わず「えーーー!」と声を上げた発見があった。

 

鳥は、恐竜の子孫!?

 

鳥類の祖先と言われていた始祖鳥は、小さな恐竜に羽毛が生えているような様相。

近年、羽毛がある恐竜も発見されていたり、鳥の呼吸器官と近い機能をもっていたり、DNA的にも類似していたり、と恐竜と鳥類の共通点が多く、「鳥は恐竜の進化した姿」という説が唱えられているそうな。

ということは‥恐竜は今も姿を変えて、私達と生きている。

これまでは、ダチョウやサイを見る度 “ 恐竜ちっく” と思っていたけれど、お山で普通に見かけるトンビやタカを見る目が変わりそうだ。

 

こんなに近くに恐竜の進化系が‥!

 

一日楽しめそうな設備色々

展示スペース以外にも、館内には見どころ有。

二階には、実際に化石を取り出す作業の様子が見れる「化石クリーニング室」や、いろいろな映像が見られるビデオライブラリー、恐竜図書館なども。

食事スペースまであるので、恐竜好きの人は、一日中滞在できるんじゃないだろうか。

結局、男性2名を差し置いて、一番楽しそうだったリス。だいぶ満喫できた様子。

 

また行きたい

 

今日の記念にと、3Dパズルのガチャガチャを持ち帰った。

 

ダイナソーパズル¥200

 

しかも、お気に入りの「ブラキオザウルス」が当たって、喜び組み立てるリス。じゃん!

 

 

なかなか良くできてる~♪と思った瞬間‥

 

ぎゃーーーーーーー!

 

危うく、持ちさらわれそうになりました。我が家の肉食動物は、油断も隙もありません。

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Taicho and Risu
15歳差凸凹夫婦が、今気になる様々なモノやコトについて綴ります。毎週1回更新!各種SNS&LINEで、更新情報をお知らせします。フォローミープリーズ♪
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POSTED COMMENT

  1. Yuki より:

    福助君サイコー‼️ 最後に全部持って行ったなっ て、いうやつですね。
    福井の恐竜博物館、うちもMが小学生の頃たっぷり見て楽しみました。水族館もかなり時間をかけてたのしむ派です。知ることは楽しいですね。

    • risu より:

      ちなみに黒助は、手で一撃‥すっ飛ぶ、ブラキオサウルス。。
      猫にとって、あれくらいのサイズって、ちょうど気になるようですね。手の届かぬところに飾りました。

      Yukiさんも行かれてましたか~★
      色々と発見があって、おもしろかったです!!学ぶことは楽しいですねー^^