保護して一年
昨年(2018年)12月の今頃、野良猫を保護した。
野良猫時代:ハク(メス)
保護した日は雪が積もっていたが、今年は本当に暖かくて、雪はまだ降りそうにない。
あれからもう1年が経つことに驚くが、保護してからの数週間夜鳴きに悩まされた以降は、特に困ったこともなく過ごしている。
むしろ、彼女の生活っぷりを見ていると、もっと前から一緒に暮らしている気がするくらいだ。
先住猫の黒助・福助ともすっかり仲良し。
一年前まで野良猫だったことを忘れるほど、今となっては、私達との生活に馴染んでいる。
性格は、大人しくて主張も少なめ。ご飯はしっかり食べるし、未だ吐き戻したのを見たことがなく健康。
爪とぎでしかガリガリしないし、イタズラをすることもない。
ブラッシングや爪切りは得意ではないけれど、いやいやさせてくれる。
全くもって人と暮らしたことがないとは思えない。
でも、時々、隊長がふいに横切ると怖がったりすることがあって‥大きな人がトラウマ?苦手なのかな、と感じることがある。あと、雷も苦手。
彼女がこれまでどんな暮らしをしてきたのか。一度話を聞いてみたいものだ。
今だから言えるハナシ
しかし、保護して数週間は、本当に大変だった。
保護した日のハク
昨年の年末~お正月は、ハク中心の生活。
夜鳴きがひどかった一週間、ろくに寝られなかったことも、今となれば笑い話にできるけど、その頃は、今のような平穏な暮らしが想像できなかった。
保護後、私達にも先住猫にも、全く懐くことなく、ハクも馴染めず辛そうだったら‥私も悩んだはず。
今、ハクを抱きあげながら「かわいいねー」と話しかける隊長を見ていると、色んな読みが正しかったと喜ばしい。
大人しく抱っこされてみたり
すっかり家ネコ
思えば、先住ネコがいたことが、ハクにとっても良かったと思う。
お兄さんネコが我が家のルールを教えるかのごとく、決まって同じことをしていくのだ。
トイレは共用で全く問題ないし、食事は年功序列(黒助 → 福助 → ハク)で、みんな順番を待つ。
そろそろ扉が開く時間だよ(ごはん)
なかなか居心地のいいんだよ。(顔!)
お昼寝はいつも一緒。
ねこパズル?
こたつの快適さも覚えたし、寝る時は、他のネコと同じく、リスのお布団へ。
ある日のお布団の中。(目つき!)
ちゃっかり奥の位置をキープ。
ハクが布団に入りたい時は、足元からベッドへ上がり、リスの身体の上を鳴きながら歩いてくる(この辺りで目覚める)。
そして、顔の前でひと鳴き(入れてくださーい)。
ハクが枕元へ移動したら、私は布団を開け、すすすっとイン。
布団の中でハクをなでながら‥ゴロゴロ音を聞きながら‥もう一度寝る。
彼女はもうすっかり家ねこだ。
ネコは、犬のようなわかりやすい表現ではないけれど‥きっと彼女なりに心開いてくれているのだろうと思うと、嬉しさがじんわり込み上げる。
何より、大らかな先住猫の黒助と福助のフレンドリーさにも感謝。
あまり近づいたらヒゲが焦げるよ
(福助の経験談)
こんな山奥に突如現れたことも、数ヶ月の交流を経た後、雪が降り積もったことも、全ては巡り合わせ。
この先どんなことが待っているかわからないけれど、ハクを保護できて良かったという気持ちは揺るぎない。
3匹のネコとの生活は、私達の心を癒やし、豊かにしてくれている。
今年のお正月は、ハクと一緒にまったり過ごせそう。
雪が降る景色を一緒に眺められたらいいな‥♪
< Pick up ★>
ハクとの出会いから、保護するまでのヒストリー♪
もう1年経つのですね! 本当に馴染んでますよね。
去年「入れてもらえるかにゃ、大丈夫かにゃ、入りたいにゃ」と思いながら、近づいてきたのかもですよね。 「入っておいで」と「入りたいにゃ」がうまく繋がって、隊長さんには計画的って感じたのかも~。
偶然とかたまたまじゃない感じ。
コメントありがとうございます♪
ハクの方も、虎視眈々と家の中に入るのを狙っていたのかもしれませんね。
そのあたりも、ハクに聞いてみたいところですが・・・彼女は「ニャ~」としか言ってくれないようです。。。