「緊急事態宣言」が発令された今日。
たくさんの著名人が「Stay at home」「Stay home」「おうちにいよう」「おうち滞在」とSNSを通じて発信している。
諸外国のように都市封鎖はされない(できない)日本。個々の意識が問われる時を迎えている。
星野源さん作「うちで踊ろう」
4/3にInstagramに投稿された、星野源さん作「うちで踊ろう」。
星野さんをフォローしているリスが、投稿時、「いいねー♪」と早速反応していた。
星野さんが、お家でつくった新曲を弾き語りをする動画に「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな? 」とコメントしアップされた。
Youtube動画では、歌詞字幕も18言語に翻訳されている。ツイッターでは、楽譜も公開。
様々な方がこの動画を素に、コラボ作品を続々投稿。
楽器演奏や歌唱で参加するプロミュージシャンの他に、ダンサー・お笑い芸人、そしてアマチュアミュージシャン、アニメーター、イラストレーター‥多くの方が様々な表現で参加。
ゴスペラーズの黒沢さんの歌。三浦大知さんは歌&ダンス。ゆりやんレトリィバァさんのいつものきわどい衣装でのダンス。銀シャリの橋本さんは指ダンス。矢部太郎さんの「大家さんと僕」など、いーーっぱいあって、さらにコラボにコラボしていたりもして…
いろんな「うちで踊ろう」がとても楽しい。
そんな中、知り合いのミュージシャン一家のコラボ作品も発見!
「うちで踊ろう/星野源〜ラテンアレンジ by Junya Fukumoto」
作詞・作曲:星野源
編曲:福本純也 演奏:福本純也、マヤコ
出演:福本ファミリー
素敵なアレンジの演奏&コーラスはもちろん、ご家族のダンスも、演奏を見守るネコちゃんもとても微笑ましくて楽しくなってくる!
掃除機かけながらリズムに乗ったり、ワインボトル片手に身体を揺らすおじさま‥なんて素敵な家族なんでしょう♪
楽器が演奏できるっていいよね~これぞアーティストよね~と、作品を眺めながら、ヘンテコダンスをするだけの我が家。
裏方はこういう時、参加する術がない。でも、見てるだけで楽しい。
大阪ライブハウスのクラウドファンディング
片や、音楽を発信する側といえば、ライブハウス。
大阪では、4つのライブハウスにて感染が拡大し、一時毎日のように報道された。
その中のひとつ。大阪市の大阪梅田にあるバー&ライブハウス「Soap opera classics・梅田」(以下、SOC)
こちらのライブハウスは、少しご縁がある。
このお店が以前心斎橋で営業されていた頃、一周年記念のコンピレーションのアルバムが制作された。このCDにスタジオアントラップで収録した楽曲が入っている。
SOCは、今年10周年だった。
まさに、感染が発覚した時、記念のイベントも行われていて…遠くで情報を得ながら、同じ音楽に携わるスタッフとして、胸が痛くなった。
いつ自分が関わっているコンサートで同じことがおこるかわからない、他人事ではない、と思ったあの時から、約1か月が過ぎ‥
先日、ツイッターにて、再出発に向けてクラウドファンディングが行われていることを知った。
「I Love Soc!再出発に向けて〜お願いです!僕らにチカラを下さい!〜」
不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれることもある。(wikipediaより抜粋)
再出発に向けて、微力ではあるが、私達も協力させてもらった。
現在(2020年4月7日夕方)、募集期限まで23日を残し、目標金額の90%近くまで集まっているのは、「SOCが日頃から出演者&お客様にいかに愛されていたか。」という証だと思う。
SOC 1周年記念コンピレーションアルバム
祈 SOC復活
引き籠りを思い出す日まで
発令された緊急事態宣言の効力は、明日から5/6まで(4/7時点)
仕事や学校、たくさんの制限はあるけれど、ライフラインについては、普通の生活と変わらない日常は保たれる。
ワクチンも薬もまだないコロナウイルスの感染を防ぐには、なるべく人に会わない。これしか術がない現状。
罰則などがなくても、どれだけ自分事として考えられるか。経済的なことが心配であっても、命には変えられない。
星野源氏のコラボ作品が続々アップされるのを見て楽しんでいたリスが、急に‥
でも、元気があれば、何でもできる。
いつかまたコンサートが開催される時を心待ちにしつつ、家にいることで、人に会わないことで、命を守り、終息に向かえるのならば、耐えるしかない。
我が家も感染防止に向けて、非接触の生活を心がける!と考えるも・・・
そもそも、こんな山暮らし。コンサート業務もないので、スーパーでの買い出し以外、すでに誰にも会っていない。
人よりも野生動物に会う割合のほうがぐんと上がりそうな我が家だが、それもいつか、思い出になる。
笑って思い出せるように、今はひきもこりましょ‥♪