スポーツ体操@くろーばー

音健アワード2019応募作品『スポーツ体操』

「高齢者の介護予防と生活機能改善にうたと音楽のチカラを」をモットーにして活動しておられる、一般社団法人日本音楽健康協会(音健協)。

その音健協が、年に一度「うたと音楽」を用いた健康づくり活動に焦点を当て、秀逸な事例を表彰する「音健アワード」という取り組みを行っておられます。

 

※一般社団法人日本音楽健康協会のウェブサイトより

 

2019年の募集テーマは『認知症』。

2025年には700万人に達する見込みの「認知症」。今年は、認知機能低下予防と重度化防止をテーマにした音楽レクリエーションを募集され、秀逸な事例を全国に発信し、超高齢社会最大の課題である認知症ケアの深化を目指します。

応募作品の審査は10月上旬。
受賞・入賞の結果発表は、10月中旬。表彰式は11月28日(木)に東京都千代田区の学士会館にて行われる予定。

その「音健アワード2019」に今回応募された、ユニット「くろーばー」さん。先日、応募作品の『スポーツ体操』の音源収録をスタジオアントラップで行いました。

『スポーツ体操』

音源収録を担当させていただいた『スポーツ体操』は、認知症予防を目的としたリズム体操。

「高齢者を対象に作り始め、リズム体操として制作が開始したんだけれど･･･出来上がってみると、子どもたちも楽しめるような要素も盛り込まれていたんですよ～♪」というのは、作詞作曲を担当された、男性弾き語りユニット「話花場」の給食当番さんの言葉。

その言葉の通り、軽快なリズムに合わせて、サッカー・水泳・相撲などの動きと歌詞が取り入れられた楽曲で、確かに子供たちも楽しめそうな要素がたっぷりです。

収録が進むに連れ、リスが「本当楽しくて、意味も動きもわかりやすく、よくできている曲ですねー！」と絶賛。

思わず体を動かしたくなるような軽快なリズム＆メロディー、そして、何より演奏する皆様が楽しんでおられて‥気づけば、スタジオ内がとっても明るい空間へ。

 

みなさんの熱意に負けじと作業中の隊長

音楽制作は話花場が中心に

収録は、話花場のお二人(リーダーさん＆給食当番さん)を中心に進んでいきます。
※話花場さんとの出会いは昨年から。1st Album 「出芽」と2nd Album 「慈雨」の収録を担当させていただきました。

メインボーカルはふみさん。

ご本人がおっしゃっていた「歌のお姉さんに憧れてたんですよね～」の言葉通り、元気いっぱいながら、透明感のある綺麗な歌声。歌の録音中は、当スタジオがNHK第二スタジオ？みたいな雰囲気になったのは言うまでもありません。

今回は、リズム隊の “まっつん” と “オガ君”も参戦し、カホンとベースでリズム体操を強力にバックアップ。

リーダーさんから「この部分は、ちょっと低音よりも高音を活かした音色でよろしくっ♪」と指示が飛び、どんどん作り上げられていきました。

 

 

最後は「せ～の～っ」の掛け声とともに、セリフをみんなで収録。和気あいあいとした雰囲気の中、収録は終了しました。

今回、初めてのレコーディングだった方が多く、音を演奏し収録することへの楽しさが溢れていました。こういう雰囲気って、しっかり音に反映されるものです。

チーム「くろーばー」

今回、おんけんアワード2019に「スポーツ体操」で応募された「くろーばー」の皆さん。

メンバーは、話花場（お二人は、看護師・介護士）、歯科衛生士、リズムインストラクター、ボイストレーナー、現役高校生ブラスバンド部によるスペシャルユニット。色々な分野のスペシャリストが集っています。

今後「スポーツ体操」を、滋賀から全国に広められるよう活動していきたいとのこと。

収録中も、スポーツインストラクターの西さんが動きながら、音源との連動性を確認しておられました。

 

※「両手を大きく上にあげて～♪」の動きの拍をカウント中。

 

ユニット名の「くろーばー」は‥
みんな一人一人が主人公。仲間をたくさん増やしていけるように想いを込めて命名されました。

「なんだか楽しそうな秘密戦隊ゴレンジャーみたい。」という意見もあったようです。でも、本当みなさん楽しくて清々しい方々。

今後、みなさんの持ち前のパワフルな行動力によって、近い将来、イベントなどで「スポーツ体操」が披露されると思います。もしかしたら、「音健アワード2019」で入賞して、「スポーツ体操」は全国区になっていくかもしれません。

健康戦隊くろーばーの活躍に期待大です♪

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