すこしマジメな話

緊急事態宣言・滋賀県下で思うコト

滋賀県。いつも近畿圏では、ちょっと疎外感漂う県。

関西で流行しているコトには、半歩あとからついていくという感じだったのに、今回は残念ながら‥流行に早めにのっかってしまった。

 

 

緊急事態宣言が適応された滋賀県下、今日は、ちょっとマジメな会議。

最近の私たち

緊急事態宣言が滋賀県に適用されたのが、今週木曜日の8月26日。

その直後、お手伝いする予定だった演奏家のコンサートが中止になった。

運営・管理を担当しているホールでも、9月に開催予定だったコンサートの中止・延期の連絡が相次いで舞い込んでくる。

そして、今秋・冬のコンサートのチラシや、チケット作成のデザイン業務もストップ。

今年の秋冬は、例年のようにコンサートが入ってきていたけれど、デルタ株の勢い‥そして、どの情報が正しいのか、まだまだ不明なことが多い中‥

人が集まるコンサートは、開催する側も来場する側も、不安があるのは仕方がない。

私達とて…特にフロアで運営を担当するリスは、すべてのお客様と接するので…不安がないと言ったらウソになる。

ワクチン接種が2回終わるのは、9月末頃なので、まだもう少し先だ。

 

 

スタジオはというと…

ナレーションのレコーディングでご予約いただいた方からは、「もし、コロナの状況が悪くなりましたら、直前で延期するかもしれません。その際のキャンセル料はどうしたらいいですか?」という相談があった。

不安のある中で、収録しても良いことはない。「キャンセルとなっても、キャンセル料なしで大丈夫です。」と返信。

キャンセル料は、端からいただく気はナッシング。今はそういう時だ。

雑貨店は、お客様の数が心なしか減少気味。

これは「コロナのせいか」「ただ営業日とタイミングが合わないのか」はたまた「山奥過ぎて行きづらい」のか、理由は不明だが、少なからず緊急事態宣言発令の影響はあると思う。

 

 

最近、コロナが間近にやってきていると感じる出来事があった。

首都圏に住む友人が、新型コロナウイルスに感染したのだ。

陽性反応がでて‥自宅療養中の発熱や味覚が無くなった様子などを聞くと、今まで以上にリアルに”感染”を近く感じる。

みんな感染予防に努めている。それでも、知らないうちに感染してしまうというのだから、厄介な病。

私たちが生きている産業

2021年1月17日の投稿「我が家の「不要不急」について考える会議」から、半年以上経つ。

ワクチン接種も進んではいるものの、世の中がコロナ前のように過ごせる世界に一気に向かう…なんて道は、まだ光が射していない。

コンサートの中止や延期の連絡が来る度に、人が集まることで成り立っているエンタメ産業の末端にいることを再認識せざるを得ない私達。

 

 

そして、2月から始めた雑貨店も少し悩ましい。

知り合いのお店が「時短します」「休業します」と聞くたびに、自分達はどうするかを考える。

実店舗を持つと、楽しいこともたくさんあるけれど、考えなければならないことも多いのも事実。

 

 

飲食を伴わない雑貨店において、感染が広がるようなことはないと思うものの、媒介地点になってしまうことは避けたい。

そもそも雑貨店にある商品は、急ぐモノも、生活に必ず必要なモノもなく、優先度は低いはず。そう思うと、これまた不要不急エリアに生きているなぁとも思う。

私達は、めでたい思考ながら、対極にある最悪のパターンをいつも想定しているタイプ。

入院が必要な状況なのに入院できない‥そんな事態にはなってほしくないし、もし、身の回りでそんなことが起きたらと想像すると、やっぱり怖い。

ネコ4匹と一緒に暮らす身としては、二人揃って入院することになったりしたら‥本当に大変だ。

滋賀県内の陽性者割合や、重傷者病棟の占有率等の数字をチェックしつつ、ざまざまな情報を日々仕入れながら、ここ最近、9月の営業を考えていた。

ステイホームでストレスが溜まる方も多いだろうし、お買い物や看板猫のギンジと触れ合うことがリフレッシュになればという思いもあって‥

当面は、しっかり消毒と換気をして、沢山のお客様が重なった時は車でお待ちいただくことも想定しつつ、緊急事態宣言中も営業をすることにした。

とはいえ、そんなにお客様は、たくさん来ない。取り越し苦労ぐらいがちょうどいいのだ。

そして、仕事がなくなった!と焦りを抱えているわけでもなく、今できること、今後に活きることを淡々とするのみ。

数年、数十年後、コロナと過ごした今のことを思い出すんだろうなぁ。

それくらい特殊な時間を過ごしているし、将来的に「『2020年-2021年、感染症が引き起こした世界的な混乱期』なんてふうに歴史の教科書に載るんだろうなぁ」と、考えてしまう。

やっぱり、根の部分は、めでたい思考なのだと思う。

さぁ。得意の山籠もりをしながら~リスノ雑貨店タイムズも、通販ショップの準備も進めていきます!

 


 

< Pick up ★>

布マスクを使うことが多かったのですが、不織布マスクへ戻りました。

顔の色に近いマスクを血色マスクと言うらしい。

わかりやすいような…わかりにくいような…のネーミング。笑

顔なじみがいいのは確かです。

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Taicho and Risu
15歳差凸凹夫婦が、今気になる様々なモノやコトについて綴ります。毎週1回更新!各種SNS&LINEで、更新情報をお知らせします。フォローミープリーズ♪
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