我が家には、猫が4匹。
掃除機をかけたそばから、にゃんプロレスが始まるのは日常茶飯事。ねこ達のとっくみあい後、床には、猫の抜け毛がふわりふわり漂う。
少しでも掃除を怠ったもんなら、部屋の隅の床には、縦巻きロールとなった猫の毛が転がっている。
この毛塊。
隊長のマラソン師匠が「西部劇のコロコロ転がっていくヤツ」と表現していた。
西部劇のコロコロ?
最近は、仕事が忙しかったこともあって、自宅の掃除の優先度は最低ランクに位置していた。
夜中‥くたくたに疲れて我が家に帰り、リビングの扉を開けると、そこに広がる西部劇のセカイ。
走ってくる猫達がおこす風になびいて、毛がたまりもコロコロ。。。
ちなみに西部劇のコロコロ転がるやつは、「タンブルウィード」というらしい。
ボット掃除機は贅沢?
掃除機をかける時間は、ものの10分程度。
といっても、この10分はすぐ他のことに使ってしまい、掃除機はいつも後回し。
第一優先は仕事。次に猫の世話。食事。お風呂に入って‥寝る。ピーク時はこの繰り返し。
隊長は、ハウスダストアレルギーを持っているくせに、掃除には無頓着。少々部屋が汚くても気にならないタイプ。
リスは、掃除ができていないことを、少しストレスに感じてしまう真逆のタイプ。
あまりに目に付くほこりや散らかった猫砂などは、ホウキでしゃっしゃっと片付けるものの、さすがのリスも疲れ果てて‥西部劇のセカイの中‥掃除機はまた明日でいいや‥とあきらめモードの日が続いていた。
でも、やっぱり気になる。汚い。ストレスが溜まるのに掃除する時間がない。
そんな日々が続いた6月を経て‥ふとロボット掃除機の存在が頭をかすめた。
もちろん、以前からロボット掃除機の存在は知っている。
「留守の間に部屋を掃除してくれる!」なんて素晴らしいのだろうと思ってはいるものの‥ロボット掃除機の元祖とも言えるルンバは、まぁまぁの値段がする。
より機能が良いモデルを選ぶと、軽い気持ちで買える値段ではない。
そもそも、「掃除機をかければいいだけのことなのだから、ロボットに掃除してもらうなんて贅沢なのでは…」と、貧乏性のリスはどこかで思っていた。
ただ、西部劇のセカイ化した家にストレスを感じ続け‥こういう時の為に、ロボット掃除機はあるのではないかー!という発想に至る。それが6月末のこと。
物は試し!格安導入
そんなことを考えていた時、『YouTubeのロボット掃除機比較』の動画を発見した。
今まで、インテリアの参考にさせてもらっていた「クリエイティブの裏側」と言うチャンネル。
YouTube急上昇クリエイターのたかしまさんが、ネアボット(neabot)社製ロボット掃除機と、格安ロボット掃除機ユーフィー(eufy)を比較すると言う企画があった。
こちらを見ると「自動ロボット掃除機の技術も進み、今や、格安ロボット掃除機も十分な品質になっている。安価でも、最近のモノは非常に優れている。」と言うではないか。
しかも、そのユーフィーなるロボット掃除機はなんと1万9800円。
毎日使うモノだし、忙しい時期の掃除できないプチストレス&西部劇のセカイから脱却できるなら安く思えてきた。
決心したら早いのが有川家。3日後には我が家にユーフィーがやってきた!
お初のロボット掃除機!ユーフィー!
実証!脱 西部劇のセカイ
早速開封してみると‥デザインも造りもしっかりしているが、価格は1万9800円。
ルンバの同機能モデルと比べると半額以下である。
実際に、動かしてみるまで半信半疑の私たち。隊長が、珍しく説明書などを見ながらユーフィーをスタンバイしていたのだが…
ユーフィーの帰る場所の充電ステーション、その設置ルールが少々厄介。
充電ステーションは‥
左右1メートル、前方2メートル以内の障害物を取り除きます。
「えーどんだけ広いスペースが必要やねん」と二人でボヤきつつ、今は使っていない和室に充電ドックが設置された。
自動掃除ロボットにおける我が家の確認必須ポイントは、2点。
「さぁ!いざ実証!」とボタンを入れると、ウィ~ンという作動音と共に、テレビ等で見かけていたロボット掃除機ルンバのような動きをし始めるユーフィー。
まず、猫たちの反応。
好奇心旺盛な福助が、恐る恐る近づきながら動向を見つめていたり‥追いかけてみたり。
にゃんだ?!?!
彼はなんでも大丈夫なタイプ。
問題は、神経質な黒助とハク。
いつも掃除機をかけると、2階へ逃げるので‥ストレスにならないか気になっていたものの‥
わりかし動作音が静かなせいか、ユーフィーを遠目で見つめつつも、恐怖は感じていない模様。
近づいてくるのを見るにゃんず
*黒助は足のけがのためエリザベス中
ハクは、ソーシャルをとって様子見。
気にはしているものの‥
近づいて来たら逃げる程度
意外にも、掃除機よりも全然ストレスがないようだった。
数日後、慣れてきたら‥ユーフィーが掃除していても、ご飯も食べられる。
挙句、福助の足にユーフィーがぶつかるまで、気がつかない事態も発生し、全くもって気にしていない。
子猫がルンバに乗るような動画を見たことがあるが、大人になった猫たちは、冷ややかな目で今日もユーフィーの動きを見ている。
肝心の掃除機能は、結論から言うと‥大満足!どうして今まで買わなかったんだ!と思うほど、すぐ西部劇のセカイ化するリビングを綺麗にしてくれている。
掃除後、ゴミタンクを確認すると、そこには猫の毛がびっしり。
ユーフィーすごいぞー!
‥しかし、すごい量‥
最近、猫達は抜け毛の季節なので、ことさら毛が抜ける。それをせっせと集めてくれる‥頼もしいユーフィー。
ユーフィーは、1,6センチの段差までは乗り越えてくれる。うちのカーペットは、ほぼ問題なし。
スィーーーー
掃除をみていなくても、通った跡が残る
カーペットに入る角度によって、
上を行ったり‥
たまに、下に入り込もうとしたり。
掃除後、キッチンマットはこんな感じ。
懸命に掃除してくれたんだなぁと思ったり。
‥時々、猫の仕業の時もある。
1つ欠点があるとすれば‥掃除する方法。
格安ロボット掃除機は、部屋の間取りを覚えて掃除するのではない。
充電が続く限り‥物にぶつからないように動き進めながら、ひたすら掃除をするという力業作戦。要するに、単機能だというコト。
広いリビングの真ん中を通っただけでしばらく他の部屋から帰って来なかったり‥同じ個所を何度も繰り返して掃除してみたり‥
コーナーが苦手なことは否めないが、長い時間をかけ、ほぼ満遍なく綺麗にしてくれている。
中には、非効率なユーフィーの動きは「ずーっと見ているとイライラする」なんてレビューも見かけたが、単機能だから安いのだ。我が家的には、これで充分。
それに不在の間、掃除をしてくれているので、非効率な動きも、どうって事は無い。
掃除スタートは、専用アプリから
遠隔操作でスイッチオ~ン!なんてことも可能♪
充電がなくなると、少しゆっくりとしたスピードになって、ステーションにきちんと帰るユーフィー。動きを観察していると‥
なるほど。
前方2メートルにモノがない状態が必要、という意味が理解できた気がした。
ユーフィーが来て以来、我が家は西部劇のセカイを脱出!毎日、ピカピカの床で、ストレスフリーな毎日を過ごせている。嬉。
残すところは、自宅の二階と、スタジオと雑貨店。
2人で暮らしているのに、変に広く部屋があるので、掃除が全然間に合わない。
味を占めた私達は、いつの日か‥ユーフィーの仲間たちの参入も‥脳内をよぎり始めている。
〈 Pick up★ 〉
便利なものを導入することで、自分の時間ができることは、贅沢ではない。
そう確信させてくれたユーフィーです。おすすめ♪
なんとタイムリー! うちもお掃除ロボを考えています。がしか〜し、Mに「そんなんもったいないやん。掃除したらええやん」と、まっっっったく掃除しない子に言われて悩んでいる日々。いいなぁ買おうかなやっぱり ストレスが違いますもんね
おぉお~すごいタイムリーですね!笑
掃除機かければいいんやし‥と思っては、できなかった時プチストレスを感じていたのですが、一気に楽になりました!
任せられる床掃除はロボット掃除機にしてもらって、自分にしかできないコト(細やかな掃除や他の家事、仕事など)に時間が使えるって、快適だなと思っています。ぜひーー★