リスノ巣箱

お料理を習ってみる〈稲荷・鯖寿司編〉

私は、料理が嫌いではないけれど、得意でもない。

主の嗜好も手伝って、作るのはいつも決まったメニューで、ほぼ和食。

いつかお料理を習ってみたいな‥と思っていたら、思わぬトコロで叶った。

お稲荷さんを教えてください

以前CD制作をご一緒させてただいたり、コンサートでの録音などで、いつもお世話になっている、ハープ奏者のYukiさん。

 

Yukiさん(Blog

 

ブログにアップされるお料理がいつも美味しそうで‥ある時見かけた「お稲荷さん」がとてもとても美味しそうだった。

これまで自家製の梅干しをいただいたり、美味しいお店や食材を教えていただいたり、食の好みが合って、いつも勉強させていただいていたので、なんか直感的に‥

Yukiさんにお稲荷さんを教えてもらおう!と思いたち、お願いさせていただいた。

丁寧にレシピを書き起こしてくださっていて、いざ調理開始。

 

ふわふわのお揚げ
昆布と煮てから、味付け

 

ささっと慣れた手つきで、調理が進んでいく傍ら‥簡単そうに見えてもできないことが多い。

例えば、右手でころころっとすし飯を軽く形作って、お揚げに詰める工程。

そんなに右手が上手に動かず、すし飯が全然まとまらない。いびつなリズムを刻むだけ。

普段したことのない動作は、本当にむずかしい。

 

おあげにも注目
れんこんの歯触りが楽しめるよう、
寿司飯にいれるのではなく、一つずつ入れる。
丁寧なシゴト!

 

ほとんど下ごしらえをして下さっていたので、お料理番組のごとく、テンポよく出来上がっていくお稲荷さん。

お皿に並んだお稲荷さんは、あの日ブログでみたものと同じ。

 

この出汁巻がまた絶品!!

 

優しくて自然な味付けは、じわーっと心に染みる美味しさ。これが、2019年春の話。

次は、鯖寿司に挑戦!

リスノ雑貨店をはじめて‥毎日が忙しく、台所にまともに立てない日が続いていた時‥

Yukiさんが鯖寿司を持ってきてくださった。竹の皮で包まれた鯖寿司‥なんと自家製だという。

えっ鯖寿司って家で作れるの?!と驚きながらいただいたら‥これが抜群に美味しかった。

市販の鯖寿司とは違って、味が濃すぎず、酸っぱすぎず、なんといってもサバが美味しい。寿司飯の硬さも味も良くて‥すべてがちょうどいい。

今まで食べた鯖寿司の中で一番かもと感動しつつ、あのじわーっと心に染みる美味しさが、鯖寿司にもあった。

そんなこんなで、次のお料理教室のお題は「鯖寿司」となったのだが‥

正直なところ、鯖寿司の鯖って、生の鯖を使うの?どうやったらあの感じになるの?と想像できない私。

そんな初歩的な状態で、ちょっとドキドキしながらお家へ行かせていただいた。

今回も万全の下準備をして、レシピも用意してくださり、いざ、鯖と対面。

 

なんと!塩サバさんではないか!?

 

そんな私のリアクションにも、優しく応えて教えてくださるYukiさん。

しかも思った以上に、簡単にきずしになっていく塩サバさん。

 

 

よく鯖寿司の尻尾のほうに、皮目とちがって身が一部ある。それは、鯖の身を少し平らにするため中をそいだ身の部分だったのか?!など、色々な驚きがあった。

 

 

鯖寿司を作るのはもちろん、竹の皮を水で戻して、それで巻くなんて‥全く初めての体験。

 

竹の皮の端のくるっと巻いた部分を取って紐にする

炊いたおこぶをのせる。
これぞ鯖寿司だーーー!

 

皮できゅっきゅと包んで、紐でくるんくるんと手際よく巻いていくYukiさん。その横で、手の動きを解明するところからの私。

 

表と裏の図
なんとか、くるんくるんできました。

 

今回は、リクエストで、すまし汁も教えていただいた。

これが出汁をとっただけで驚愕。この時点で、家と全く違って、めちゃくちゃ美味しい。

私の出汁は、こんなにふくよかな深みのあるお出汁にはならない。あきらめと面倒くさい気持ちが重なり、出汁パックか粉末に頼っていたけど、全く別物。比べ物にもならない。

 

出汁の奥深さよ‥

 

お店で食べるのと同じ、いや下手したら、そこらのお店よりも美味しいおすましが出来上がった。やはり鰹節が決め手らしい。

できた鯖寿司をいただくのかと思いきや、ここで、きずしを使った巻きサバ寿司まで教えて下さった。

 

青じそと甘酢生姜がポイント!

サバ巻き寿司&山芋の細巻
しいたけと湯葉のおすまし

 

なんて豪華なランチ。この巻き寿司が、またまた美味しい。

きずしと海苔の風味に、青じそと生姜はさっぱりさせてくれて絶妙。次々に手が伸びてしまう。

山芋の細巻は、初めて食べたけれど、これまた食感も楽しくて美味しい。

大満足のお料理教室。果たして‥コレ一人でできるだろうか…と我に返りつつ、忘れないうちに実践してみなくてはと帰路についた。

お料理を習うということ

初めてYukiさんにお料理を教えてもらった時、台所に一緒に立っているのが楽しかった。

高校生の時に親が離婚したので、母と台所に立った記憶もほぼないし、結婚したら、お義母さんとお節料理を作りたいと思っていたけれど、今も働くお義母さんは忙しくて難しい。

考えてみれば、誰かと一緒に料理をすることも、教えてもらうことも初めてだった。

お料理教室に行くという選択肢も、これまで何回か頭をよぎったけれど、グループで作る雰囲気にどうも気疲れしそうで乗り気になれず。

まさか今になって、こんな風に教えてもらえるなるなんて、ご縁って不思議だ。

私の中に昔からある「憧れの女性像」のひとつに‥乾物屋に通う女性というのがある。

 

 

乾物屋って、料理をちゃんとしている人じゃないと用事がない。

数ある種類の昆布や、鰹節、お豆や雑穀を使い分けたり、活かしたりできるって素敵だ。

かの栗原はるみさんも「乾物屋さんがなければやっていけない」と言っていたけれど、Yukiさんも同じことを言っていた。

そもそも乾物屋さんって、昨今、身近に見つけられないけれど、今度教えていただいた乾物屋さんに行ってみよう。

美味しい幸せは、自分で作ることができる。

そんなコトもあらためて気づかせてくれた気がしています。

 

 

〈 Pick up★ 〉

「きずし」と「しめさば」

 

 

何か違うのかなという話になって、調べてみたら‥

西日本では「きずし」、東日本では「しめさば」と呼ぶのが一般的だと、Wikipediaに書いてあった。

要するに、同じものを指すようです。

ABOUT ME
risu
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studio untrap デザイン担当。物事の順序の組み立て&アイデアの接着が得意。気になることはとことん調べる、調査能力はコナン級。最近気になるもの:Youtube「ロザンの楽屋」 / アリクイ
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POSTED COMMENT

  1. アバター toshi より:

    すごい✨
    すっかり読み入ってしまいました
    そんな方が近くにおられるって素敵ですよね
    美味しいものは人を幸せにする!
    胃袋をつかまれたご主人は幸せ者✨

    • risu risu より:

      美味しいって、とても身近にある幸せですよね。しかもちょっと自分で頑張れば手が届きます。偶然にも、今回のような機会がいただけて、幸せでした!‥あとは、一人でつくれるかどうかです(笑)チャレンジしてみます^^!

  2. アバター yuki より:

    素敵に書いて頂いてありがとうございます!♪ こんなに喜んでもらう事ができて嬉しいです〜。適当な部分が多々あるので、学び、反省、喜びのある時間に感謝感謝です。精進します。ありがとうございます。

    • risu risu より:

      こちらこそ、どうもありがとうございました!みんな「えーー!?鯖寿司作ったの?スゴイ!」と言って下さいます。やっぱりちょっと特別なもので、自分では作らないという方が多いのかなと思います。しっかりレパートリーに入れられるよう、精進しなきゃ!!今後ともどうぞよろしくお願いします♪