さまざまな相談と風変わりな依頼
私達のところには、日々、様々な質問や相談がやってくる。
●会議用の持ち運べる拡声器、どれを選んだらええの?
●SNSに投稿するネタに困ってて‥いいアイデアない?
●何年かぶりかに職場でバンドするんやけど、最近のギター用エフェクターってどんなんがええんやろ?
●とある商業施設の客層をちょっと調査してきてほしい。
LINEや電話でやり取りするだけの時もあれば、会って話をきいたり、実際作業に出向くこともある。
質問に関しては、正直「Geogleで調べたら、情報出てくるんやけどな~」と思うことも多い。
でも「調べ方がわからない」「用語が難しくて読んでもわからない」というケースが多く、『そうだ!あの人に聞いてみよう!』と、白羽の矢が立つようだ。
先日は、オンライン配信用カメラの購入代行を引き受け、実際の使用感や画質を確認するためヨドバシカメラに行ってきた。
こんな感じで、録音や音響 / デザインとは関係のない相談も増えている。
スタジオアントラップの業務内容の範囲外だが、私達の情報や知識が素となり、誰かの役にたてることは嬉しい。
ただ、一つだけ悩みがあった。
悩みは、価格設定
時間拘束や作業が発生する度「いくらでお願いできますか?」と金額を聞かれる‥これが悩みの種。
というのも、生業にしている録音/音響やデザインの業務ではない。
「受けない」のも一つの方法だけど、私達で力になれると判断できるものは、やっぱり応えたい。
でも、依頼を受けると、時間は消費する。半日や1日コースになることも。
急ぎの案件だったら、なんとか時間をやり繰りして捻出することもある。
また、依頼理由が「隊長なら知ってそう。」とか「リスってこういうの得意よね。」といった漠然としたイメージから、連絡してこられることが多い。
職業柄の知識や経験が幸いすることもあれば、話を聞いて「考え」をまとめたり、「実現するための方法」や「アイデアを提案する」ことで喜んでもらえる傾向が強かった。
この考える行動= “思考” に価格をつけるのが、これまた難しい。
時給¥〇〇〇×時間 のように、機械的に計算して金額を決めるのは、しっくりこない。
長年、値段の決め方に悩み続けていたが、本業以外の頼まれ事は「いっそのこと、依頼者に対価を決めてもらおう」と、価格設定を放棄。
私達の知識や能力がどれだけ貢献できたかに応じて、依頼者に対価を決めてもらうシステムにしよう!と思い立った。
ネコの手ならぬ、隊長&リスの手、貸します。
アントラップ アシスト
~隊長とリスの手、貸します~
あらゆる相談、コンサルティング、PCの購入代行、家電のセッティング、接客業のヘルプなど、私達に相談したい!頼みたい!という案件を引き受けます。
費用は、終了後「役に立った!頼んでよかった!」と思っていただけた場合は、Amazonの「wishリスト(ほしいものリスト)」から相当するモノをチョイスしていただくシステムです。
内容も、費用も、依頼主さんにおまかせ♪
「依頼してみたものの、あんまりだったなー」という時は、何もなしでOK・・・お力になれずにごめんやす。
「相談した内容で実践してみるから、成果がでたら、その時考えさせて下さい」でもOK。
ネコの手‥ならぬ、隊長&リスの手で、みなさまをアシストいたします!
限定:月に3件まで
人員:経験×アイデア拡大のため、隊長&リス2人揃ってが基本セット。
内容:録音/音響/デザイン/コンサート等、本業に関する業務は対象外。購入相談はOK!
外出:交通費のご負担だけお願いします。
相談:LINE・メール相談はいつでもどうぞ。即答できる内容は、アシスト除外。
例外:難しい/出来ないこともあります。その際は「すんません。ちょっと、うちでは無理です。」と正直に申しますので、ご容赦ください。
「wishリスト(欲しいものリスト)」に入っているのは、私達の生活&スタジオリフォームに関するモノ。<価格は約¥2000~>
依頼側は、いくらかかるかわからないと頼みにくいし、無料でOKと言われても頼みにくい。
受ける側は、ケースバイケースで必要時間も内容も異なり、金額を決めるのが難しい。
だったら、依頼を受けてやってみて、アントラップの能力値が「ありがとう!」に達した時、依頼者さんの感覚で決めてもらえたらいい。
¥0でも、¥2000でも、¥5000でも、その正直な反応が、また自分達の糧になる。
【これまでにあった実例】
対価をお金じゃなくて、モノにしたのは‥
選んで送ってもらったモノを共有したほうが、なんか楽しい気がしたから。
例えば、リスト内の「スタジオ用ペンキ」を送っていただいたら、そのペンキを使って綺麗になったフェンスを見る度、依頼者さんと一緒に過ごした時間を思い出すだろうし‥
ご褒美的に入れた「スパークリングワイン」が送られてきたら、依頼者さんからいただいた幸せな時間に感謝できる。
この「ありがとう」の循環ができたら、おもしろいし楽しい。
また、日常的に触れる機会が少ない「録音」「音響」や「デザイン」以外のことでも、みなさまとの繋がりが増えるかもしれない、という期待もある。
がしかし、本業よりも忙しくなるのもアレなので、月に3件まで。
あらためての個人ヒストリー
ご依頼いただくにあたって、これまでの経験値がより見えるように個人ヒストリーを作成してみた。
しれっとスタジオのHPも変更し、それぞれのキャリアとヒストリーを掲載。
もし、ご興味があればどうぞ
→ 隊長プロフィール / リスプロフィール
特に、隊長は、パソコンや機械系に強く、リスは、接客+話のまとめ&アイデアを出すのが得意。
おそらく、面識のある方からの依頼になると思うので「あの二人だったら、これができるはず!」という発想からの相談やムチャぶりも歓迎。
果たしてどんな依頼がくるのか。
はたまた、本当に依頼がくるのか。
未知数の挑戦だけど、どんな物語が生まれるのか、ちょっと楽しみである。
もし、ご興味ある方がいらしたら、詳細は、HPをご覧ください~♪