男声デュオHAMORI-BEさんのCDの制作に関わらせていただいてから、早十年。
10作目となるCD「おうたの時間7」の制作も、レコーディング&ジャケットデザインをスタジオアントラップが担当させていただきました。
制作スタートは2月初旬、約一か月半の制作期間を経て‥先日、発売日を迎えました。
発売日の4/11(土)は、2020年コンサートツアーの初日:大阪公演の予定でした。
終演後、お客様に手にとっていただくことを想像していましたが、残念ながら叶わず‥それでもCDは今、通販にて、各地へ旅立っています。
ホームコンサートシリーズ「おうたの時間」
「おうたの時間」は、男性2名のデュオHAMORI-BE(はもりべ)のお二人、中川公志(なかがわこうじ)さんと、小原有貴(おはらゆうき)さんによるCD。
収録曲は、唱歌・童謡・日本の歌で構成され、今作で七作目となります。
CDの帯に書かれている文章は…
毎日の暮らしの中に、日本語の歌と寄り添う『おうたの時間』をつくっていただけたなら…あなただけのHAMORI-BEコンサートをどうぞお楽しみください。
コンサートツアーでお届けしている楽曲を収録しているので、まさに “ホームコンサート” が楽しめる1枚です。
ピアノと男声のみで構成された音
制作のスタートは、暖冬と言えど、まだまだ寒い今年の二月。
大阪の公共施設のレコーディングスタジオKOKO Plazaにて収録がスタートしました。
HAMORI-BEさんCD収録曲は、基本、ピアノと歌のみで構成された楽曲。
楽器が少ない分、それぞれの音が良く聴こえ、ブレス(息継ぎ)の音までも、しっかりと聴こえます。
“息をあわせて歌う”ということがダイレクトに聴く人に伝わる。ごまかしはききません。
「おうたの時間」は、実は、シビアな世界なのです。
デザインは、和をベースに
「日本の歌を歌い継いでいきたい」という想いでご活動されていることから、和模様をいれたジャケットデザインにしようと決めました。
私の中のイメージは、和テイストをちょっとモダンに。
古くから伝わる和模様を使いながらも、レトロではなく、親しみを感じられる現代風を目指しました。
毎年、ひとつの和模様を入れているので、今年で7つめです。
また「おうたの時間」ということで、時計マーク入り。
一枚発売されるごとに、一時間ずつ時が刻まれて、今作で7時まできました。
歌詞は、詩の世界を感じたり、一緒に歌っていただけるよう、文字サイズを少し大きめにし、ところどころに挿絵的なイラストを入れています。
今作は「外国から来た歌」も多数
唱歌・童謡や愛唱歌を中心に歌っておられるHAMORI-BEのお二人ですが、今作「おうたの時間7」は、外国の曲に日本語の歌詞がついているものが多数収録されています。
アイルランド民謡、イングランド民謡から、アメリカの作曲家フォスターの作品等々。
ちなみに、収録曲の「春の日の花と輝く」(アイルランド民謡)は、隊長がギターの発表会で演奏した曲。
録音、調整でこの曲を聴くたびに、若かりし頃の日々を思い出しておりました。
コンサートを開催できるのは、まだまだ先になりそうですが…音楽は、おうちでも、車でも、お料理しながらでも、楽しんでいただけます。
ステイホームのお供に、心おちつく「おうたの時間」をお過ごしいただけますように…♪
< Pick up★ >
新作「おうたの時間7」をはじめ、「おうたの時間」シリーズは、当スタジオのCD Shopにて販売中です。
お山から全国へ~お届けいたします♪