コロナショックによって、仕事が減少。
よって、バタバタすることが減り、時間的にも、少々ゆとりができた。
今こそ「いつかやろう!」と貯めていたアイデアストックを実行する時だ、とばかり日々小出しに楽しんでいる。
早食いからの吐き戻し
我が家には、ネコが3匹。
その中の1匹「福助」は、食欲がかなり旺盛。
生きがいは、食べるコト
台所に行く度「びゃーーー」(にゃーではない変な声)と鳴きながら、足元にからみつき、テーブルなど少し高い場所に乗って「ご飯ください!」アピール。
果てしなく食べれるのでは?と思うほどの食欲だ。
カリカリのご飯をあげると、超早食いの丸のみ状態。
キャットドライフード特有の「カリカリ」というネーミングは、彼の食べっぷりからは生まれないだろう…というほど、カリカリ音がしない。
そんな困った特性もあって、早食いからの吐き戻しが多い。吐いた時は、カリカリの形状そのままのこともよくある。
動物病院の先生に聞いたところ、丸のみでも大丈夫なようにキャットフードは作られているらしいが、相談をして、吐き戻し防止に実行していることがある。
一回の量を少なくし、小分けに与える
朝に一日のカリカリをはかって、タッパーにいれる。自宅やスタジオで仕事が多いので、普段は4時間おきくらいにあげている。
ご飯をあげるお皿を高くする
ネコは、食道が口から胃までまっすぐで、食器の位置が低いと食道が曲がり吐き戻す原因になるらしい。ということで、少しかさ高のものを使用。これは、100均で見つけたもの。
これらを実践して、ここ数年は、吐き戻しの回数が減少し落ち着いた。
他2匹は、そんな困った症状はないのだけど、福助に合わせて、小出しカリカリ作戦に付き合ってくれている。
カリカリ台を作ろう!
100均で購入した容器も、数年が経過。
汚れも落ちにくくなってきて、そろそろ買い替えてあげたいのだけど、同じようなものも見つからず。かといって、猫用食器として販売されているかさ高いものは、少々割高。
素材は陶器のほうが、清潔を保ちやすいし‥と思ったあげく、台だけを作れば、どんなお皿でも代用できる!と行き着いた。
まずは設計図を検討する。
台は、木材でシンプルなデザイン。お皿が落ちないよう、支えを立てる作戦。
早速ホームセンターで木の板を購入。匂いなども考慮して、ペンキやニスも塗らず、素朴な風合いのものを目指す。
まずはカット。
木工用ボンドで仮止めをしながら、組み立てていく。
こちらは、ネジや釘ではなく、竹串を釘代わりに利用してみた。
ネジや釘より強度は落ちるけど、見た目は◎
お皿は、食べるときにヒゲがあたらないものが好ましい。
かといって、平皿だと、カリカリが飛び出すので、色々な形を試して、この雫型に行き着いた。
お皿をのせながら、動かないよう支えの棒の位置をさぐる。
しっかり作ってよ、と言わんばかりに見守る福助
メス猫のハクは、他の2匹より一回り身体が小さいので、台を少し低めに調整にして、完成!
いざ作ってみると、ネジ釘はやっぱり無骨(左・中央)
また、お皿を支えるのは、棒よりも薄いゴムマットのほうが安定する&どんなお皿でも使いやすいのではと行き着く。
ということで、後日ゴムマットの調達をすることにした。
並んで食べる姿を見たい
さぁみんな、ご飯の時間だよ!と、出来上がったばかりのカリカリ台を設置。
初めて食べる姿を写真におさめようと待ち構えてみるも、福助以外‥誰も…来ない。。
カリカリもぐもぐ
黒助を連れてくると、横からびくびく食べ始める。
あれ、横並びになってほしかったのだけど‥向きがバラバラ
ハクを連れてきたものの、すぐ逃げる。そんなこんなの隙に、福助が横どり。
こらーーーー!
実は、普段は福助の横取り防止策として、それぞれ少し離れて食べさせている。
それに加え、新しい食器&台で、いつもと違うことに敏感な黒助とハクはお気に召さなかった模様。
結局いつものケージ内にて:台が悪いわけではない。
福助は、病院の診察台で先生からおやつをもらって喜んでいるくらいなので、どんな状況でも食欲全開。それはわかっていたが、横並びで食べる風景は妄想となった。
思うようにはいかないからこそ、試行錯誤は生まれるのだ。
3種3様のネコモニター達は、これからも私達の製作意欲を刺激してくれることだろう。
< Pick up ★ >
かさ高い食器と言えば、有名なのがコレ。
メモリ付きで飲水量もチェックできる優秀さ。