レコーディングが始まりました。
先週、大阪まで出張レコーディングへ。
出張レコーディングとなると、大抵は、音響機材一式を持ち込んで収録を行うことが多いのだが、この日は、この身一つでスタジオへ。
新しいアルバムのレコーディングが行われた。
男声デュオHAMORI-BEさんのblogでも紹介されてますが、私は、レコーディングエンジニアで参加。アルバムは、4月に発売予定だ。
新大阪のKOKO PLAZA
レコーディングが行われたのは、新大阪の複合施設の中にある音楽スタジオ。
こちらの複合施設の名称は「大阪市立青少年センター」、愛称はKOKO PLAZA(ココプラザ)。
※KOKO PLAZAのFacebookはここから。
大阪市所有のこちらの施設内には、音楽スタジオ(レコーディングスタジオ)、音楽練習室(8室)、映像編集室、会議室、講義室から、ダンス練習室や、発表会会場まである。
HPには…
音楽やダンスなどにチャレンジしたり、もっと自分の技術を磨きたい。そんな思いをかなえてくれる施設。
レッスンを受けたり、仲間との練習や発表、そして、それらを収録・編集し、CDやDVDなどの作品づくりができる。
練習から発表会、さらに作品作りまでと、パフォーマーやプレーヤーにはありがたい施設なのだ。
公共のレコーディングスタジオ
レコーディングスタジオといえば、多くは企業・会社、個人事業主が所有している。
公共のレコーディングスタジオというのは、あまり聞いた事が無い。
「公共のものだから、まぁ、それなりのもの。安かろう、悪かろうだろう。」と考えるなかれ、音響機材のラインナップも豊富で、利用料内で使用することが出来る。
利用条件により専門の技術者費用などが必要になるが、そうだったとしても、比較的リーズナブルな価格で利用出来るのが良いところ。
スタジオ内は、天井高(ビル2階層分の吹き抜け)も十分。
他の楽器の音が入らないように録音できる「ブース」と呼ばれる小部屋が2つあるので、ピアノと歌、ドラムとベースとギターを、同時に録音することも出来る。
音響卓があるコントロールルーム(調整室)は、大人数でもゆったりとすごせる広さ。
うちのコンパクトなコントロールルームが、猫の額に思える。
なんともうらやましいが、こればかりは資金力の差なので、太刀打ちできぬところ。
何度かこちらのスタジオは利用しているが、コントロールルームのゆったり空間は、とても快適。
広いスペースは、気持ち的にも余裕を生み、いい演奏へ繋がる場合もある。環境は大切だ。
※機材リストには、著名なマイクが並び16種類70本をこえる。
施設を管理されているのは、公益財団法人 大阪ユースホステル協会。
何故?ユースホステル協会なのかというと、同じ施設内になんと、宿泊設備があるのだ。
大阪市内のユースホステルで宿泊。
バンドの士気を高めつつ、合宿レコーディングを行うことも可能?かもしれない。
おや。なんだか他社スタジオの宣伝記事のようになっているが、小さいことは気にしない私。
立地は、ビルに囲まれた都会の真ん中で、アクセスも良し。
平日は比較的空いているようで、もっと利用されてもいいと思う施設なので、レコーディングをご検討されている方は、ぜひどうぞ。
自然豊かな環境でのレコーディングを望まれる方は、スタジオアントラップをご一考いただければ、これ幸いです♪
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