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シコミ&バラシは戦い?・・・コンサート舞台裏

11月3日/文化の日の前後から、秋のコンサートシーズン到来。様々なホールや会館にて、音楽コンサートが数々行われている。

コンサートを開催するには、半年~1年前から準備が始まることも多く、綿密な準備を経て、本番当日を迎える。

仕込みは、オッケー?

コンサートの本番当日。

出演者は勿論のこと、いろいろなコトを担うスタッフが朝から稼働。


・ステージに関する全体を統括する舞台監督さん。
・ステージを光で彩る照明さん。
・音の担当である音響さん。
・舞台にセットや道具など配置する場合は、舞台美術(大道具さん・小道具さん)さん。
・出演者の動きや振付など、演出にまつわることを担当する演出さん。

ステージに舞台セットや照明機材、音響機材を配置し設営することは「仕込み」と呼ばれる。

ホールを借りている時間‥よくあるのは朝9時から、舞台、照明、音響が、同時に準備がスタート!

コンサートの規模や会場にもよるが、開演の何時間も前から仕込みは始まっている。

また、大規模なコンサートやイベントは、前日から準備が行われることもある。滋賀県の野外フェス「イナズマロックフェス」だと設営(仕込み)に5日・・・巨大音楽フェスは、仕込みも日単位だ。

仕込みの基本は『安全第一』

照明装置、幕類、美術オブジェ、時にはスピーカーを吊るための「バトン」と呼ばれる金属の棒が天井から吊り下げられていて、昇降装置によって上げ下げされる。

 

※何メートルもある照明装置が、天井から降りてきます。

 

バトン、降りま~す。」のかけ声とともに、金属棒が下がってくる。

あんぐりと口を空けつつ、離れた場所から降りてくるバトンを見上げていても何も言われないが、不用意にその下を横切ろうものなら、「こら~、XXX!バトン降りとるやろ~!!」と怒鳴られることになる。

相当な重量の金属の塊が、万が一、落下でもしたら大変なことになる。バトン移動時は、絶対に下を通ってはいけないのだ。

また、2m以上の高所での作業の時はヘルメット着用。安全の為のルール厳守は必至。

 

コンサート終了っ・・時間との戦いスタート!

感動のコンサートが終了。

お客様がホールを出られたら、会場内ではバラシという「後片付けの戦い」が始まる。

戦う相手は、時間だ。

 

※残り時間はXX分??

 

コンサート会場を借りる時に利用時間が設定されている。なので、その時間内に後片付けを済ませて、会場を出ないといけない。

片付けは、ゆっくり、のんびりなんてことは無く、さっさ&テキパキと片付け作業をする。

準備にかかる時間よりも、片付けにかかる時間は短いが、それでも準備の規模によっては、それなりにかかることも。ちなみに、前出のイナズマロックフェスはバラシに2日もかかるらしい。

ホールによっては「地下の備品倉庫まで、戻しておいてくださいね。」なんてところもあったりして、終演後に借りた機材を持って、せっせと地下倉庫への階段の昇り降りをする時もある。

お借りしたものは、もとあった場所へ戻して、全て原状回復。「立つ鳥跡を濁さず」で、ステージ上をモップがけをして、完了。

搬入口から、持ち込んだ機材を車に積み込んで、ようやく全てが終了となる。

 

しゅーりょー♪

 

先日のコンサートでは、前日仕込み&リハーサルで約8時間。

当日は9~17時でホールを借りていて、コンサート本番は約3時間弱なので、準備&片付けで約5時間。

本番の3時間に対し、仕込みと片付け、リハーサル、準備などで、計13時間かかっていることになる。

時に、大急ぎで準備や片づけをする時もあるが、このサイクルにも慣れてきた。リスは、2日間で約2万歩あるいていたらしく、コンサート現場は、体力勝負。

そしてまた今週末も、瞬発力と持久力をもって、仕込みとバラシに挑むのである。

 

「お疲れさまでした~♪」

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