隊長!発信!

夏は、音楽フェスの季節!!

夏と言えば・・・?!

夏といえば・・・夏フェス!!。
今年も、日本各地でいろいろな音楽フェス・イベントが開催される。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL、SUMMER SONIC、フジロック・・・有名なフェスには、世界各国から多くのアーティストがやってくるのも恒例だ。

何日かにわたって、広大な敷地の中、複数の舞台が設置されることが多い。

 

※「いくつもの夏フェスに行くことが趣味」そんな人も多いと聞く。

 

1日で何組ものアーティストの演奏が見れる夏フェスは、文字さながら音楽のお祭り。何万人もの来場者を集める人気がある。

滋賀を代表するフェス

滋賀を代表するフェスといえば‥
県出身者のT.M.Revolution”西川貴教”が主催する「イナズマロックフェス」(2019年は9月21日22日開催)が有名。

イベント名にある「イナズマ」は、滋賀県の車のナンバープレートの”滋”の文字の一部が稲妻に見えることに由来している。

 

※確かに、「滋」の一部を見ると、イナズマっぽくは見える。

 

開催場所は、滋賀県滋賀県草津市の琵琶湖畔の烏丸半島芝生広場。二日間で10~15万人が来場。

草津市の人口が約13.5万人なので、フェス期間中に、草津市の人口に匹敵するような人数が、日本全国からやってくる。イナズマロックフェス・・・恐るべし集客数である。

 

※イナズマロックフェス、琵琶湖畔の芝生広場での開催。

 

舞台人の知り合いも、スタッフとしてイナズマロックフェスに参加していたり、またまた知り合いの娘さんがダンスで参加していたり、滋賀県お馴染みの「サラダパン」や「近江ちゃんぽん」がフード出店しているなど、他のロックフェスに比べるとやはり近い感覚がある。

開催は9月の終わり。真夏のロックフェスに比べると、幾分か過ごしやすい気温になっているが、そうはいっても運営スタッフはさぞかし大変だろうと思う。

野外フェスなので、もう一つの心配は天候。
これまた台風シーズン真っ盛りの時期で、過去にも台風や雷の影響で中止になったことも。こればかりは、フェスのタイトル通りになってもおめでたくない状況なのだ。

夏フェスは危険がいっぱい?!

私は、根っからの出不精の為か、この手のフェスに観客として参加した覚えがほとんど無い。

ただ、お手伝い&スタッフとしてなら、何度か参加経験あり。
イナズマロックフェスに比べると、かなり規模が小さくなるが、昔、友人が関係していた琵琶湖畔ので開催された夏のイベントのお手伝いをしたことがある。

そのイベントは、確か「ラテンダンスを踊るナイトイベント」みたいなもの。平たく言えば、ラテンダンスで盆踊り?的なイベントだったと記憶している。

 

簡単に言うと・・・こんな感じ?

 

前日に舞台・照明だけは設営されていて、イベント当日に音響の仕込みと、イベント終了後の撤収のお手伝い。

「ダンスイベント中は、休んでいても、見ててもどっちでもいいよ~」という感じで、「昼間に3~4時間、終わってから1~2時間のお手伝いって感じね。はいは~い。」と気軽な気持ちで行ったのだが・・・現場は想像以上のものだった。

炎天下での作業は、体力の減衰が半端でない。頭の中の体力ゲージはすぐに0に近づき、ゲームオーバー寸前になる。

もう20年以上前の記憶なので、熱中症という言葉も知らない時代。夏の気温も幾分ましだった覚えがあるが、昨今のこの暑さの中ならば、準備・設営する側の苦労も安易に想像できる。

暑さは体力を奪うだけでは無い。

炎天下の中、舞台に使われている鉄管が凶器と化す。熱せられた鉄管は、素手で触れると、即、火傷になる温度。

「鉄管に卵を落としたら、目玉焼きが出来るで~♪」なんて、話も出るくらいだ。

 

※炎天下で熱せられた黒い鉄板で出来た機材。素手ではよ~触れません~。(写真は照明機材)

 

無事に準備も終わり、いよいよイベント開催。
日が陰ると、暑さもましになり、鉄管にふれても少し熱い程度になっていた。

ただ、そこからは違う戦いが始まるのだった。

夏の夜の野外イベント。ステージ上は照明で照らされる。そこに昆虫軍団がやってくる。

蚊や蛾、なんてのは序の口で、ステージ上にバッタが飛び交うなんてことに。中には、カナブンが出演者に向かって突進。

「あれが、歌っている最中に口に入ったらどうなるんだろう?」なんて妄想しつつ、そうならないことを祈りながら演奏を見守った。

※虫が光に向かって飛んでくる・・・恐怖の虫の弾丸?

 

祈りが天に通じたかどうかは不明だが、出演者の口に飛び込む惨事になることはなく、無事イベントは終了。

撤収時には、気温もぐっと下がり、機敏な動きを取り戻した私。撤収作業はあっという間に終わった。

8月に入ると有料BS放送では、夏フェスの様子が放送される。
演奏を見ているつもりが、いつの間にか猛暑の中での作業を想像しつつ、じんわりと汗をかいてしまう私。

これから更に、各地で続々と開催される夏フェス。
出演者も観客も、熱く、スタッフも熱い(暑い)数日間だ。私は、TV画面からその熱気をゆるく楽しむ予定♪

参加される皆様。こまめな水分補給&そこらの灼熱の金属モノに手が触れないようご注意を。

Let’s enjoy music festival♪

ABOUT ME
Taicho
studio untrapのサウンド担当。美容院の息子に生まれた影響からか。第一印象の人当たりは良し。「早く家に帰りたい」と「大丈夫、何とかなるじゃない~」が口癖。無難かつ合格ラインを見極めて進む『良い塩梅』派。
RELATED POST