ミスターな子供たちの衝撃
5/10に飛び込んできたニュースに、隊長が反応した。
Mr.Childrenが全アルバム&シングルをダウンロード配信開始、サブスクリプションも。
http://www.mrchildren.jp/news/
~ サブスクリプションとは ~
一ヶ月¥○○○で、そのサービスに登録されている楽曲なら、何曲でも聞き放題というような仕組み。音楽配信サービスのSpotifyなどが有名。
Mr.Childrenのヴォーカル桜井氏が、以前に何かのTV番組で「CDは、お店に買いに行くまでの景色なんかも記憶に残ってたりする。CDを手に取る過程までもパッケージに含まれている。」みたいなことを話していた。
その気持ちよくわかるなぁと共感していたので、記憶に残っている。
その桜井氏が率いるミスチルがダウンロード配信、サブスクリプションを本格的にスタート。
いよいよその時がやってきたって感じがする。
アントラップのCD棚にもミスチルCDはたくさん。
+匂いチェックの彼。
ということで、本日はCDについてのお話。
アントラップ的ダウンロード&CD観
▶ 隊長:ダウンロード&CD観
ダウンロードは、仕事の資料用として音楽を購入する場合のみ利用。
基本はCDを買って聴きたいタイプだが…ここしばらくCDを買った記憶がない。
「基本はCDを買う」というのは、音以外の要素として、歌詞&たまにレコーディング情報や曲に関するドキュメントもCDには入っている。ジャケットでREC風景や関する写真を見ることができるなんていう理由もあって、音楽以外の情報も楽しめる。
▶リス:ダウンロード&CD観
CDで聴きたい、という気持ちが強い。
音質がCDの方がいいのではないか?という思いとジャケットデザインも楽しみのひとつ。使用フォントや文字サイズ等、そのCDを作っている世界観を含めて楽しみたい。
なので、ダウンロードでしか販売していないならば、買う気持が半減。ダウンロードで買うのは、なんだか味気ない気がしてしまう。
あらためて話してみると‥我が家はCD購入派だったと、再確認することになってしまった。
ところが先日、リスが美容院に行った時のこと。
美容師さん曰く「CDは数年買った記憶がなく、すべてダウンロードで買っている」らしい。
リス「へーーーそうなんですね。(想像はしていたけど、やっぱりそうなのか。)」
世の中は思っている以上に、CDから離れていっている気がした。
ついにCDはコレクターのものに?
音楽の価値は、この数十年で劇的に変わった。
昔、音楽は身近な娯楽だったけれど…
テレビが一家に一台となり、ゲームが生まれて、電話を携帯するようになって、インターネットが身近になって…
娯楽は、情報と共に莫大に増え続けている時代。
自由な時間に “ 何をして楽しむか ” という時、選択肢は無数にある。
音楽そのものの価値が下がったというより、その他多数の娯楽によって…薄まったような感じだろうか。
といいつつも、今でもレコード好きな方はたくさんいらっしゃる。
レコードならではの音色もジャケットの風合いも、コレクターやレコードファンにはたまらないようだ。
アントラップ倉庫にもいくつか存在。
となると、今の時代のレコードのように…
数十年先、いや数年先には、音楽はダウンロード販売が基本、CDはコレクターのためのもの?なんてこともあり得るような気がしてくる。
シリアルナンバー付限定CDの争奪戦を楽しむCDコレクターや、若者たちが「あの光る円盤って、カラス除けアイテムじゃないんや。」なんて会話も成り立ってしまうのかも知れない。
この並びで緩やかに時代は変化している。
業務としては、あらがわず順応して、光の射す方へ。
個人としては、CDを手にするわくわくをもう少し楽しみたい。
生活環境の変化に伴って、よりスピーディーかつ便利な手法で音楽が届けられるようになった。時代と共に変わりゆくのは世の常。我々も時代の波にス~ッと乗っていきますよ!!