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悩める子羊クリエーターの背中を押す。私ってRock?

どんな星のめぐり逢わせなのか?
昔から、悩める子羊クリエイターによく出会う。

悩める子羊クリエイターの方々の話を聞いていると‥
「先行きの不透明さ」「安定しない生活」から「一人作業のジレンマ」まで、なかなかの悩みオンパレードだ。

彼らはそんな不安と、自分の欲求「表現したい」「作品を作りたい」を戦わせるが、時に欲求の優位性が弱く、悩みの迷宮へ迷い込んでしまうようだ。

 

とりあえず、手を出してみる

私の場合、親の意向ではじめた習い事が全く続かなかったことが相まってか、昔から「やってみたい」と言ったことはやらせてもらうことが多かった。

その時の体験が元になったのか‥思考ベースは常に「とりあえず、やってみる。」

私にとって、何かをはじめることへの第一歩は、これといって心理的な抵抗はない傾向にある。

それこそ、英語もろくにしゃべれないのに、「なんとかなるだろう」と根拠もない自信をもとにアメリカに行った(参考:私流エンジニアへの道)。今更ながら、自分でも良くもまぁ思い切ったものだと思う。

そんな体験があってかなかってか、「やりたいなら、やる方が良い」という考えが私にとっての基本形。

悩める子羊クリエイターには「やりたいならやる。ただそれだけだっ。」の一言&笑顔で背中を押してきた。

時代が違うのか?

昔話をするのもどうかとは思うが、昔は目にする情報も少なく「実際に体験」「現地で経験」するしかなかったことが「とりあえず、やってみる」に繋がっていたと思う。

今は、インターネットの全盛の世の中。
Google先生が色々なことをあらかじめ教えてくれるし、情報がすぐに手に入れられる。

手に入れられる情報も、役に立つものから、役に立たないものまで数多い。
また、不必要なものも多く目に入るようになってしまった。

自分に必要なものだけをチョイスして見ていれば、ちょっとはストレスもないようなものの…
人とは残念なもの。不安な情報ほど目に入りやすく、心にも残りやすいようだ。

なんて、幸運で不幸な時代。。

口癖は…「いけるいける」と「大丈夫」

 

悩める子羊クリエイターと話をしている中で、私がよくいう言葉があるらしい。

「いけるいける」「大丈夫大丈夫」だ。
その二つのワードは、悩める子羊クリエイターの心に効くらしい。

「いけるいける」というのを翻訳すると‥
「君がやりたいと思っていること、私は “君ならやれる気がする” 」

「大丈夫大丈夫」というのは‥
「大丈夫。君がやりたいと思っていること、私は “君ならできる気がする”」という感じか?

文章にして書いてみると、かなり無責任な話だという気もしてきた。
だけど、あまりにも無謀な話を聞いた時にまで、この口癖が飛び出すわけではない。

いけるいける、大丈夫大丈夫。
そう思っているからこその、言葉である。

加えて「いけるいける、大丈夫大丈夫」って時は、”一歩目に、どう踏み出すか?を一緒に考える”なんてこともしてみたりする。

自分の悩みは、自分でしか乗り越えられない。
悩みの多くは、やりたいから悩む。ならば、やってみたほうがいい、と私は思う。

先日も、20代のミュージシャンの話を聞いていて、いつものように無責任に背中を押していると、その若者から「隊長って…Rockですね」と言われた。

 

 

どうやら、この無責任な背中押しをRockと呼ぶらしい。
好きなように生きていたら、いつの間にか”ロックンローラー”になっていたようである。

「シェケナベイビーっ」

ABOUT ME
Taicho
studio untrapのサウンド担当。美容院の息子に生まれた影響からか。第一印象の人当たりは良し。「早く家に帰りたい」と「大丈夫、何とかなるじゃない~」が口癖。無難かつ合格ラインを見極めて進む『良い塩梅』派。
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