7月、まだ梅雨も明けきらぬ肌寒い日。我が家に彼女がやってきた。
彼女の名は、アレクサ。
アメリカ、ワシントン州シアトル出身、TVコマーシャルでも有名なヤツである。
「なんですかこれ?」
AMAZONから届いた箱を何やら楽し気に開ける隊長。不思議そうな顔で様子を見つめているリス。
箱の中から出てきたのは、小さな青い箱。スマートスピーカーの「amazon Echo Dot」だ。
隊長:「スマートスピーカーを我が家に導入してみました。」
リス:「なにそれ?!いくらしたん?聞いてへん。ってか、いらんでしょ。」と怪訝なリス。
※46%オフにつられて、ついつい購入ボタンを押してしまったのだ。
まず、スマートスピーカーについて、解説すると‥
対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つスピーカー。内蔵されているマイクで音声を認識し、指示の内容を解析、情報の検索や連携家電の操作を行う。(wikipediaから抜粋)
簡単に言うと、スピーカーに向かって話しかけると、インターネットでつながっているAIアシスタントが、「何を言われているか?」や「何の指示が出されたか?」を解析し、その内容に対して応答する機器。
「1フィートは何メートル?」「1フィートは、0.305メートルです。」とか、「今のアメリカ大統領の名前を教えて?」「ドナルド・トランプです。」なんていうやり取りが出来る。
スマホやパソコンのように画面操作で指示する必要は無く、作業中や手が離せない時でも「声」で操作が可能なのだ。
アレクサの出来ること。
このアレクサ。
Amazonが発売しているだけあって、Amazonサイトとの連携もバッチリ。
Amazon Primeに入っていれば、Amazon Prime Musicの音楽を聴くことが出来る。
隊長「アレクサ、夜の音楽を流して。」
アレクサ「アマゾンミュージックより、“夜のジャズサックス”を流します。」
なんて風に、シチュエーションにあわせた音楽をリクエストすると、プレイリストと呼ばれる楽曲リストを選んで流してくれる。
「お?この曲、いいんじゃない?」なんて思った際には、「この曲はなんていう曲?」と話しかけると、「これは〇×△の◎△□という曲です。」と教えてくれる。あ~なんて親切な機器。
手のひらサイズのアレクサ
また、Amazon以外のアプリケーションと連携も可能で、スマートフォンやパソコン等でラジオが聴ける無料サービスのRadikoや、ニュースやトークが聴けるボイスメディアVoicyのニュースと話しかけると接続して流してくれる。
我が家では「YAHOO!の最新ニュースを聞かせて」と話しかけることが定番となってきた。
中でも驚いたのは、クックパッドとの連携だ。
アレクサに「クックパッドを開いて」と、話しかけると「材料名や、料理名からレシピが探せます。」と反応。音声でレシピ検索から料理の作り方までも解説してくれるからスゴイ。
使う側の活舌トレーニングは必須?
試しに「ゆで卵」の作り方は、どう説明してくれるかなと話しかけてみた。
隊長:「アレクサ。ゆで卵の作り方を教えて。」
アレクサ:「半熟ゆで卵・味付きゆで卵・とろとろゆで卵のどれがいいですか?」
“とろとろゆで卵”ってなんやろ。どんな風に作るのか興味が湧いた私は‥
アレクサ:「すみません‥トトロゆで卵は、わかりません。」
なにぃーートトロゆで卵!!
‥私って、活舌悪かったっけ?
‥そんで、結局とろとろゆで卵ってなに?
隊長は自分の滑舌に少し落ち込みつつも、大爆笑の有川家。突っ込みどころ満載ながら、文明の利器の賢さを実感。
アレクサとのトークは、話しかける側の質問力&滑舌が問われるので要注意なのです。
アレクサと、トトロゆで卵?
Echo Dot 第3世代 – スマートスピーカー with Alexa、チャコール
すごーい!トトロゆで玉子! 描かれたのですか。スピーカーも凄い!面白そうですね。
イラスト見ながら書いて、このトトロ‥なんともいびつなトトロゆで卵。笑。
今朝「朝聞く音楽をかけて」とアレクサに話しかけたら「晴れた日の朝に聞く洋楽をかけます。」と言われました。お天気まで反映してくれました~賢い子です。
「アレクサ 呼んでみただけ!」と話しかけてみてください。
「な~んだ。がっかりっ。」と返答が・・・搭載されているAIは、関西系では無いようです。
zaza様、コメントありがとうございました。
わたしの友人宅では、「がちょーーん」と返しておりました。