お盆を過ぎ、暑さと締め切りの戦いも一段落。
締め切りの波を乗り切った今日は、少しパソコンから離れようと急に思い立ち、琵琶湖の北の方へドライブしてきました。
お盆過ぎの平日。
「びわ湖の北の方なら人も少なく、快適にドライブ出来るんちゃう~」と安直な思考で思い立ったお出かけ。
めでたい思考の「ぷらり旅」を少しばかりお届けします。
目指すぜ道の駅
いつもは事前に目的地とその周辺のグルメ情報などを調査してからお出かけしますが、今日は急な思い付きでのお出かけ。題して、ノープランお気楽ドライブ。
どこに行く~?という会話の中、そういや北部の道の駅って行ったことないよねと、ひとまず「マキノ道の駅」を目指すことにしました。
GoogleMapによると、スタジオのお山から1時間ちょっとで到着する予定。
出発は午後1時過ぎ、湖西道路をスイスイと北上します。
広い空に、ぐるりと囲む山々、田んぼの色がまぁ綺麗なこと。
順調に北上と思ってましたが、途中一部が渋滞。
湖西道路の終点あたりから白髭神社までの間は意外に車が多く、反対の大津方面行はなかなかの混雑具合。
信号が原因な気もしますが、白髭神社に寄る人&走りながら鳥居をチラ見しようとする影響も‥
こんな風に見える、びわ湖に浮かぶ鳥居。
「白髭神社って以外に人気スポットなのね」なんて感じた私でした。
隊長、「水鳥観察センター」の看板に反応
道の駅まで、後16kmとなった交差点で、隊長が「あれ何?」と、ある看板を発見。
「ちょっと優雅に水鳥でも観察してみる?」と、寄り道確定。
行き当たりばったり感を発揮します。
水鳥観察センターの駐車場に車を停めるも、駐車場には私たちの車一台だけ。若干、閑散とした感じは否めません。
センターの入口に出ている看板を見ると、カフェも併設(現在、平日は夏季休業中)とのこと。
少しドキドキしつつ入ってみると受付に誰もおらず…私達の「こんにちは~」の声で、係の方がやってきてくれました。
入場料は大人200円。
スコープを使って近くに来る水鳥を観察できます。
「あのぅ。今、鳥さんはいない感じですか?」と係の方へ聞くリス。この通り‥湖面を見る限り、鳥さんはいません。
スコープの使い方を習って、早速眺めてみると‥
琵琶湖面にいる野鳥を発見できました!
肉眼では「どこに鳥がいるの?」状態ですが、写真の中央、びわ湖の真ん中に浮かぶ草あたりに何匹もいるんです。
「あれは何て鳥?」なんてことを言っていると、センターの方が詳しく鳥情報を教えてくださいます。
この日は「カイツブリ」「オオバン」の群れと「カワウ」「シロサギ」達に会えました!
お話を聞くと、朝は餌採り、夕方はねぐらに戻る水鳥が多く見られ、多い時は80羽ほどいるとのこと。琵琶湖周辺では、年間100種類を超える水鳥を見ることが出来るそうです。
館内には、水鳥の情報や剥製、図鑑など多数。「写真撮影・SNS拡散はFreeです♪」のお知らせも今風です。
地元の小学生が書いたイラストやお手紙があったり、皆さんとの交流の様子が伺える館内。手書きの塗り絵や鳥ビンゴなどもあって、鳥への興味が高まる工夫と温かみが感じられます。
係の方が親切な優しい方で、館内を包むやわらかい雰囲気も納得でした。
想像以上に楽しい♪
怖いもの見たさでの入場でしたが、なかなかどうして、ゆったりと湖、水鳥を眺める優雅な午後を過ごすことができました。今度はコハクチョウがやってくる冬に訪れてみたいな~。
一路、目的の道の駅へ
思わぬところで癒やされた私達、さてはて道の駅を目指します。
山の中腹にあるので、景色もよく気持ちいい。
道の駅では、すいかや旬の農作物、地酒の他、名物「鯖寿司」など盛りだくさん。
そんな中、私達の目に止まったのは~
「かつおぶし」じゃーございません。
こちら、檜風呂のもと!お茶パックのような袋に檜の破片が入っています。うーんいい香り。
自宅のお風呂にて、檜風呂を堪能できるのでしょうか。
早速今日試してみたいと思います。
もう一つの出会いがこちら。素敵なフリーペーパーを発見!
トリーノ
表紙が印象的で手にとったのですが、写真がとても綺麗でレイアウトも美しい。
興味深く見ていたら‥発行は「日本野鳥の会」さんでした。
下部には、ビジュアルフリーマガジン 自然が織りなす4つの楽章と明記。なんと創刊10周年のようです。
最後のページに「写真家」の方々の紹介があって、そりゃ写真がこんなに綺麗なはずと思っていたら~なんと‥日本野鳥の会の会長さん‥
柳生博さん!!
二人で「えーーーっ!」と、びっくり。
知らない世界だらけですが、少しだけまた新しいコトに出会えた一日でした。
今日は檜風呂とトリーノを堪能します。
私達の思いつきノープランのぷらり旅は、これからもつづく‥♪