3月末、美容師さんとの会話がはじまりだった。
コロナウイルスの影響で「ステイホーム」が合言葉になり始めていた頃、家での楽しい過ごし方について話していたら、ゲームの話へ。
美容師さんが「 “あつまれ どうぶつの森”が面白い♪絶対やってみてください~」と楽しそうに話す。
そもそもCMで見て気になっていた「どうぶつの森」。興味の火がついて、後日購入に走った。
初めての「どうぶつの森」
「どうぶつの森」は、2001年に発売されてから人気のシリーズ。
名前はずっと知っていただけど、動物と暮らすの?おもしろいん?と思っていた。
今作のテーマは無人島。
HPを見ても、これが、いまいち何をするのかわからない。
ひとまずやってみると、タヌキ開発のたぬきちさんに連れられて、無人島へ行くところから始まる。
島の呼び名は「しま」「じま」「とう」から選べる細やかさ
2名のどうぶつと共に移住。
いろんなどうぶつキャラクターがいるらしいが、私は、ペンギン(レイラ)と馬(ヴァヤシコフ)だった。
無人島に来たばかりの頃
今は住民が徐々に増え、馬2人、コアラ2人、パンダ、リス、ペンギンと共に住んでいる。
ネット調べによると、300人以上のキャラクター/35種類の動物がいるらしいが…アントラップ島はなぜかどうぶつが偏り気味。
みんな口癖があったり、部屋の好みも様々で、キャラの作り込みがすごい。
キャラクターは引っ越ししたり、移住してきたり、繰り返される出会いと別れ。今後が楽しみだ。
無人島生活は、虫を捕ったり、海や川で釣りをしたり‥
木から枝や木材を手に入れて、道具や家具などをDIYしたり‥スローライフながら、やること満載。
着替え用アイテムも豊富。個性溢れるコーデも楽しめる。
リアルタイムで進行!季節感たっぷり
このゲーム。びっくりしたことに、時間が現実と同じように進む。
季節も同じ。桜が咲いて散って、舞っていたのも、少し前に感じられる。
夜のひとりお花見
なので、ゲーム内でベッドに横たわっても、ドラクエのように翌朝にならない。昼間にゲームをする時間はなかなかないので、私はどうも夜の活動になりがち。
時間がある時にどんどん進めよう!と思っても、リアルタイムで時が流れているので無理。ある種、子供さんの長時間ゲーム防止になるかも、と思った。
晴れた昼間には、チョウチョやトンボが飛び、雨の日は、カタツムリがいたり、魚がよく釣れたり‥虫や魚も、季節や時間によって変わる。
知らないチョウチョをつかまえたり…
このアゲハは、8時~17時まで出現
現実と同じく、カメムシを捕まえたり。
深海魚‥リュウグウノツカイを釣った時は、テンションがあがった。
この捕った虫や魚、また、地面に埋まった化石を発見すると、博物館に寄贈できる。
館長は、フクロウのフータさん
この博物館がすごい。
ファミコンからゲームに親しんできた私には、唸ってしまう立体感と質感。
照明も絶妙。骨の質感がリアル。
お花とチョウチョ。
噴水には、ひそかにニシキゴイも。
イワシの大群。
水族館で見かけるのと一緒だ。
リアルとファンタジーが入り混じる世界
無人島に移住したばかり頃は、テント生活。
その後、家を建てるのだけど、しっかりローンを組まされる。家を増築するたび、増えていくローン。。
支払日が決まっているわけではなく、自分のタイミングで返済すればいいので、そこは優しい。…子どもさんが、ローンを知るきっかけかもしれない。
少し進行すれば、インフラの整備ができる。
川に橋をかけられたり、崖に坂を作ったり。
立派なスロープや階段は、それだけ高い。。
たぬきちさんが「お金はみんなのお金を使うので大丈夫!」と言うので、早速整備に入ったところ…予定地にハニワくんが立っていた。
なんと、皆の寄付で満額になったら、工事がスタートするとのこと。
‥‥税金やん!
他にも、魚や虫などタヌキ商店で買い取ってくれるのだけど、営業時間は8~22時。それ以外の時間は、買取ボックスを利用できる‥がしかし。
ちゃっかり手数料がかかる。
2割も!高い!!
また、生活にはスマホが必需品。
写真を撮ったり、情報が送られてきたりして…現実生活と通ずる要素が多く、本当うまくできていると感心してしまう。
またある時、住人と話をしていたら、やたら「かゆい」と言っている時があった。
「おくすり」をあげても喜ばれないし、DIYで「ごえもん風呂」があったので、作ったら、みんなお風呂に入れるのかな?と設置したが、入った形跡はない。
「かゆい」の原因は…なんと‥
ノミだった。
それを虫取り網で取るという原始的な解消法。
しっかりノミも寄贈。
‥そうか!
どうぶつだから、ノミもつくのか!!?!
リアルとファンタジーが交わる「どうぶつの森」では、時に大人の感覚が世界観の邪魔をする。
現代ゲームは、随時アップデートされるので、季節イベントも新機能もどんどん追加。
しかも、インターネット通信で友達の無人島にも遊びに行ける、らしい。なんて、グローバルな無人島生活!…行ったことないけど。
私は、まだまだ未開発の無人島で、こじんまりと今晩も夜の探検に出かけます‥♪
< Pick up ★ >
ちらほら売り切れているみたい。
私が探した時も家電量販店では売切だったので、ゲームも売っている大型の本屋さんで手に入れました。ぜひ、おうちで探検を!!