先日、ツイッターを見ていたら‥ひとつの商品に目が止まった。
なんと!ロッテのおりがみ部と称して、板ガムの包み紙が折り紙仕様になっている、らしい。
ロゴもかわいい!アイデアに脱帽!!
紙好きでおりがみも好きな私。
これは確かめねば~と、板ガムを探すことにした。
板ガムの今昔
そもそも板ガムを食べた記憶って、何年前だろう。
小学生の頃は、ブルーベリーや梅ガム。もう少し大人になると、グリーンガムを食べていた覚えがある。
でも今、ガムと言えば、粒ガム。
またガムに変わって、地位を得ているのは、フリスクやミンティアをはじめとするタブレット。
数ヶ月前「板ガムの消費減少について」ニュースで取り上げられているのを見て、確かに食べなくなったなぁと思っていた。
いざ、コンビニやスーパーで探そうとしても、板ガムは、商品棚の一番下あたりに陳列されていることが多い。
見つけようとしなければ、目には入らないような場所にあったり、板ガム自体が存在していないお店もあった。
この時点では、おりがみ仕様のガムが何種類あるのかわからなかったので、とりあえずLOTTEの板紙を見つけたら購入。
4つの板ガムをゲットできた。
おりがみ部の包み紙
折り紙仕様になっているガムが発売されたのは、昨年の9~10月頃らしい。
それから、徐々に切り替わっているらしいのだけど、商品が入れ替わるのはお店の在庫状況によりけり。
また、外側のパッケージは変わっていないので、開けてみなければ、新しい「おりがみ仕様」verなのかがわからない。
買ってから、ドキドキしつつ開けてみる。
ちなみに、これは2回目の購入でゲット。
1回目にあたったのは、こちらの以前のバージョン。
包み紙を拡大してみてみると‥
切り取り線が書かれている。
包み紙は、ガムのデザインに合わせた模様が7種類と「おりがみ部」と明記されたものが2枚。
それぞれのデザインの特徴が活かされた模様が、とても楽しい。
模様のイメージで折ってみる
それぞれの色と模様のイメージから、連想するものを折ってみた。
梅ガムは、梅イラストに漢字やアルファベットの文字が合わさっていておもしろい。
かわいいピンク&和テイストのイメージから‥
梅模様のハンテンを着た、かわいいやっこさんの完成。
クールミントは、シンプルに鶴。
グリーンガムは、緑からの連想でカエル。
これが思ったより、折るのが難しかった。
何より紙のサイズが小さい。
カエルは、何度も折っていくので、紙が折り重なって行く毎に折ることがまずまず大変。でも、それがまた楽しい。
あらためて、このアイデアの凄さを感じる。
商品そのものが大きく変更されたわけではなく、包み紙に点線を入れて、千代紙のような模様のデザインにする。言わば、ただそれだけのシンプルな仕掛け。
でも、その小さな工夫によって、ただの包み紙が折り紙に変わる。
折ってみたくなるし、作ったら、写真も撮りたくなる。今まさに、SNSで拡散されて、消費者の注目を集めている。
おりがみ部と書かれた包み紙もさすが!
一緒に写したくなる心理をくすぐる。
人の心が動いたり、興味がそそられるような時。
そこには、大きな変化ではなく、小さな視点の変化やちょっとした工夫がポイントになっている時が多い。それをまさに感じたデザイン&販売戦略だった。
ガムを食べる数分間。
口の中のリフレッシュに加え、作る楽しさで思考もリフレッシュ。
ほんと素晴らしくて、楽しいアイデア。
ガムは7種類 / ブラックブラックは?
その後、調べていたら‥
おりがみ部仕様のガムは、7種類とわかった。
「グリーンガム」「クールミントガム」「フラボノ」「梅ガム」「ブルーベリーガム」「フリーゾーンガム(ハイミント)」「フリーゾーンガム(レモン)」
おや?ブラックブラックが含まれていない。
購入時、そのことを知らなかった私。
ブラックブラックを開けた時、包み紙が前verのガムにあたったのだと思っていた。
そして、この包み紙だったら‥
手裏剣が似合うよね
切り取り線のない包み紙を勝手に切って、手裏剣を作成。
「なーんだ、ブラックブラックはおりがみ部仕様じゃなかったのね。」と思った瞬間。目に飛び込んできた、この文字。
仕事・勉強・ドライブに!
おっと。
おり紙をしている場合ではない。
「だから、おりがみ部に属さないのね」と、一人で妙に納得したのだった。
昔、板ガムやチョコのピカピカ紙を対角に折って正方形にして、折り紙をしていたなと思い出しました。凄い戦略ですね。 探そ~、折ってみよ~♪
ピカピカ紙を正方形にしたら~
チョコはピカピカ銀紙、ガムはつや消し銀紙みたいになりますね。それも面白いです^^
包み紙のそれぞれの模様がまた上手くデザインされていて、折った姿がまたカワイイです。 ぜひお試しください♪