平成も間もなく終わろうとしている今、我が家のTVが昭和へタイムスリップしてます。
液晶TVがブラウン管に変身♪という訳ではなく、昭和の大発明がうちにやってきました。
ファミコンがやってきた
昨年の年末に、品薄で市場から姿を消していた「ニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータ」を先日家電量販店で発見。
「おひとり様一台限り」のポップがありましたが、ようやく市場にも、普通に出回り始めたようです。
このファミコン。
1983年に発売され、その後、日本中で大ブームに。
当時、隊長は大学生でしたが、成人式のお祝いに従兄から頂戴。
しっかりと世間の流行の波に乗り、スーパーマリオにハマっておりました。その上、同級生にもその波が押し寄せ、隊長宅は毎夜ゲームセンター状態だったとか。
リスは、幼稚園から小学生に上がる頃、叔父さん宅にて出会う。
おばあちゃんの家に泊まりに行ったら、夜は叔父さんとファミコンをするというのが定番。その後、スーパーファミコンが発売された時、お下がりのファミコンが我が家にやってきて、弟とよく遊んでました。
そんな記憶を持つ者同士がついに見つけてしまった、ファミコン。
リス:「買っちゃう?」
隊長:「いや、今、買ってもすぐには遊べへんで。」
リス:「だよね~♪」
隊長:「まぁ、忙しい時期が終わった頃にでいいんじゃない?」
という、会話もあったのですが、10分後にはお持ち帰りしておりました。
ファミコンの記憶
隊長としては、ファミコンと言えば「スーパーマリオ」と「ドラクエIII」。
大きな声では言えないが、「ドラクエIII」は塾の講師をしていた頃、中学生から借りて遊んでいた思い出あり。
受験前の中学生を捕まえては「あそこはどういったら行けるのか?」や「どこにそのアイテムがあるのか?」なんて聞いていたそうな。やっかいな塾講師ながら、生徒には好かれるタイプでした。
その後、ゲーム開発会社で働くことになり、スーパーファミコン、プレイステーション等のソフトの制作に関わるなんて‥塾講師時代の私は知るわけもなく、ファミコン時代を楽しんでいました。
リスは、まずまずゲーム好きで‥当時はアクションものがお気に入りでした。
「スーパーマリオ」「アイスクライマー」「バルーンファイト」はよく遊んだし、フロッピーシステム時代の「ゼルダの伝説」も、もちろん「ドラクエ」も経験あり。時代の流れとともに‥
ファミコン・フロッピーシステム・スーパーファミコン・プレイステーション・セガサターンと嗜んできたものの、大人になり仕事が忙しくなってからは、自然と離れていました。
読書と同じくゲームも、ハマるとずっと気になるタイプなので、理性と責任感においてゲームと距離をはかれる大人に成長している間に‥最近のゲーム事情についていけない状態へ。
今のゲームって、絵が綺麗すぎて立体感がありすぎて、ただただ驚くばかりです。未来がやってきている感覚。
レトロな画面&縦横スクロール
お持ち帰り後、取り敢えずは初期不良対策、動作確認せねばと開封してTVにつないでみることに。
箱のサイズも小さいけれど、開封してみたら本体は本当小さい。
コントローラーも小さめ。
当時のサイズを知っている私達&大人にとっては、ちょっと使いずらいサイズかもしれません。
TVへの接続はHDMIケーブル、電源はUSBケーブルでと、このへんは今の時代を感じます。電源を入れると”ピコ~ン”と懐かしいあの音、一気に時代はタイムスリップ。
このコンパクトな機械の中に、ソフトがなんと!30本入っていて¥5,980(税別)
なつかしいラインナップ《タイトル詳細》
あのかさばるカセットが30本も‥当時は1本で¥4000~5000ほどしたような。
カセットをいれる部分もデザイン上残っていますが、開かない仕様。カセットを入れる時ふぅふぅしてホコリを飛ばす動作も、もうできません。
今のゲーム機だったら、リアルなグラフィック、サウンド、しかもVR(仮想現実)ゴーグル使用なんてハイテクの塊ですが、さすが初代ファミコン。そのへんは違います。しっかり昔のまま再現されていて、にじみまで再現した「アナログテレビモード」まで搭載。
何頭身?というキャラが、「滑らか」からは程遠い「カクカクした動き」で、電子音にのって動き回り、基本のスクロールは、全て左から右へ。画面サイズも左右切り取られたブラウン管サイズ。
ひとつ変わったことといえば、中断ポイントがセーブできること。
もちろん、死んでしまったら終わりだけど、まだマリオ×3の時に「続きはまた今度にしようっと」なんてことができるのです。すごい!!
今でこそ、セーブ機能なんて普通だけど、ドラクエで途中から続きをするために、「復活の呪文」をせっせと書きとめてたことも、書き間違えによって復活できない(=最初からやり直し)‥なんて苦労も今となっては笑い話。
不便の中にある面白さってあるよねーなんて、昭和トークに花咲きます。
年末年始の楽しみ?
クラシックミニファミコンを勢いで買ってはみたものの、我が家は只今繁忙期真っ只中。
じっくり遊べるのは、もう少し先。
年末~正月にかけてじっくり楽しみたいと思います。
クリスマスや年末年始、昭和世代が多く集まる時には、ネタとして楽しめそうな気配。
ある意味、現代っ子は、逆にどうしたらいいのか難しいんだとか。
左から右にしか動けないし(奥に行ったりできない)、単純なのにやたら難しいし、すぐ死ぬし。
このレトロ感を通して、世代を超えた「スーパーマリオ」をはじめとした世界を共有するのも楽しいかもしれません♪
とはいえ、それもきっと最初の1時間くらい。
くれぐれも、クリスマスの子どもさんのプレゼントとして、サンタさんにはお願いしないことをオススメです。
これは「ノスタルジック」というスパイスが面白さを引き立たせるのです♪
《 Pick up ★ 》