図書館とワタシ
私が図書館に行くようになったのは、一人暮らしをはじめてから。
本を読む習慣のない両親と過ごした子供時代は、本は少し遠い存在だった。
歩いていける距離に図書館はなかったし、学校の図書室では、クラスで流行していた「歴史の漫画」ブームにのって「卑弥呼」を読んだくらい。
夏休みの宿題:読書感想文にいたっては「本のカバーに書かれた要約部分でも読んでテキトーに書いたらいい。」と言う破天荒な母。‥それって逆にムズカシイ。
教科書以外でまともに初めて読んだ本は、推薦図書にあった「十五少年漂流記」
校内の読書感想文コンクールで佳作をもらい、本のおもしろさ&やっぱりちゃんと読まなきゃ感想なんて書けへんと実感した。
大阪で一人暮らしをしていた頃‥お金はないけど、時間はある。
近くに図書館があったことから、なんとなく行ってみてハマった。
それから早10年以上、図書館通いは続いている。
読書の時間
活字中毒とまではいかないけれど、一日の中で「本を読む時間」は特別な時間。
主に小説やビジネス書。あとは料理や暮らしなど生活に伴う本が比較的多く、純文学は少し苦手。あと、漫画はあまり読まないほう。
日々の忙しさの中でも必ず確保できる読書の時間は、お風呂に入っている時。
お風呂の蓋をギリギリまでしめて、本を置きつつ読む。
長湯が苦手なので、湯船に使っている10~15分ほど。たまに夢中になって、半身浴でデトックスをしている女子のごとく、汗をかく。
面白い本に出会うのは、楽しくて嬉しい。
ただそうなると、何もかもそっちのけて読みたくなるので危ない。
特に小説の展開が気になる「わくわく」は、他の娯楽ではない楽しさを感じる。
そんな小説に出会いたい、でも、今は仕事の〆切が迫っているから‥あえて本には近づかない。そんな繰り返し。
読書のお供は、マンタのしおり♪
ある時の本コーナー
隊長も本が好きなので、お互い気になる本を図書館で借りてきて、本コーナーで共有。
リビングの一番目につくテレビ台の上に、借りている本&読みかけの本を並べる。
デジカメ関連、 料理関連:スープにライザップごはん、仏教と日本史、サービス、エッセイ(はぁちゅう・さくらももこ)に小説3冊(三浦しをん・湊かなえ・川村元気)
我ながら、なかなかバラエティにとんだジャンル。
湊かなえさんの「山女日記」面白かった!「舟を編む」は時間切れで読まずに返却‥また次回。
知人の著書、矢部太郎さんの漫画、群ようこさんの小説、お店や家のリノベ関連、ロザン菅さん・キングコング西野さんの本に、野良猫の拾い方、文章力について等。これまた共通点の少ないラインナップ。
ラベルが付いていないのは購入本。
仕事もプライベートも含めて気になっていること、興味が湧いたこと、あらゆるジャンルの本をざざっと借りれるのが図書館の魅力。
何度も読みたい本に出会ったら
図書館の予約システムも絶賛活用中。
人気本は、何百という予約が入っている。
こちら現在のリスの予約状況
気になる話題書や人気の小説はひとまず予約をして、気長に待つ。
東野圭吾さん「雪煙チェイス」は、まもなく♪
「コンビニ人間」は2017年1月に予約してようやく待ち順位1位。長かった‥笑。
世間的に人気だからといって、自分が好きかどうかは別問題。又吉直樹さんの「火花」も、中村文則さんの「教団X」も私には響かなかった。
なので図書館で借りて読んで‥もう一度読みたい、手元に置いておきたいと思ったら購入している。
その典型が、一人暮らし時代に出会った三谷幸喜さんのエッセイ。
朝日新聞に連載されているエッセイをまとめたもので、1年に1度くらいのペースで発売されている。そろそろかな~と思っては発売を確認して購入し続けている。
日常的なことも、制作裏話も、三谷さんの視点がとてもおもしろい。三谷さんの影響で、アガサ・クリスティの主要な小説も読んだ。
「図書館があるから本の購買が伸びない」という論争があるらしい。
本も、コンサートも、演劇も、どんなこともある程度内容を知って初めて‥興味がそそられてファンになってゆく。
私にとって本は、図書館での出会いがきっかけとなったことが多い。
大津市図書館では、一度に15冊の本を3週間借りられる。予約も15冊までOK。この記事を書きながら‥図書館の予約画面をよ~く見てみたら‥
すごい!累計利用400回!!!!
一体‥何冊の本を読んだのだろぅ。
これからは胸をはって「図書館女子」と名乗ることにします。ありがとう、図書館。
《 Risu’s Pick up ☆ 》
三谷幸喜のありふれた生活15 おいしい時間
7/20に新刊がでるらしい~楽しみ!
山女日記
イヤミス=(読んで嫌な気分になるミステリー)の女王と呼ばれる、湊かなえさん。でも、先が気になってぐいぐい読んでしまう魅力がある。
この作品もそんな感じかと思っていたら‥こちらは様々な想いを抱えて山に登る女たちのお話。山を通しての心の動きや交流がとても面白い。もう一度読みたい1冊☆
ブッダも笑う仏教のはなし
最近、仏教に興味があります。
かといって、教科書のように難しく説明されても頭に入ってきにくいし‥そんな時出会ったのが、笑い飯 哲夫さんの著書。
ユニークで面白くて勉強になります。手元に置いておきたい1冊☆
400回!凄いですね。 本は楽しい。そして、やらなければいけないことがある時には危険なモノです (笑)。 しおりってあの薄さにも惹かれるのか、魅力的なアイテムですよね♪ マンタも活字の海を喜んでいますよ♪
Yukiさん。自分で見てびっくりしました。笑。
めくるのも、装丁も紙質を感じるのも楽しい。文字を通して広がる世界は、他ではない楽しさがあります。
ほんとに~しおりって、薄さも存在感もなんかいいですよね♪
このマンタ、いつも愛用しています。どうもありがとうございました!!