80年代の歌手といえば‥
先週、WOWOWで杉山清貴&オメガトライブのライブが放送されていた。
私と同じ年代の人はご存知だと思うが「80年代の音楽界で、夏の歌手と言えば・・・誰?」といえば思い浮かぶであろう、あの杉山清貴氏である。
いやいや、夏の歌手といえば・・・
TUBEの前田氏に決まってるやん!とか、桑田佳祐氏、角松敏生氏、杏里さん・・・なんて話は置いといて。
WOWOWでの放送は、デビュー35周年の記念ライブということだったと思うけれど、最近、80年代(特に前半)を彩った音楽が再燃している。
少し前に、当スタジオにやってきた大学生のバンド。自分たちのオリジナル曲を録音しにやってきた。
そのメンバーが「80年代の音楽が好きなんですよ♪当時の音楽をyoutubeで探して見てます。」と言っていた。20代前半の彼らには、80年代の音楽はとても新鮮に映るらしい。
「といっても、80年代音楽を聴くのは僕らぐらいで、同級生は今どきの音楽を聴いてますが・・・」と話していたが、楽曲を制作する若者が80年代の音楽にハマっているのを見ると、流行はグルグル回って、何年かに一回戻ってくるというのもあるんだなと感じる。
懐かしい80年代のレコード
「忘れられないの@sakanaction」
最近、リスがハマっているサカナクション。
数年前から好きだったが、先日ライブへ行ってからというもの、ラジオまでチェックするハマりよう。
先日発売された、ニューアルバム「834.194」も予約して発売日当日にゲット。
ここ数日、我が家では朝から晩までそのアルバムがヘビーローテーションされているのだが、その中でも私達が特に気に入っているのが「忘れられないの」という曲。
まさに、80年代の風が吹いている楽曲なのだ。懐かしくて、そして、新しい。
何度も何度も繰り返し聞いて楽しんでいたところ、今日、2019年6月21日に「忘れられないの」のミュージックビデオが公開された。
驚!!!
80年代PV、ここにあり!
徹底的な80年代ぶりがスゴイ。
今見れば “ 懐かしくてちょっとダサい ” ような時代の要素満載で、面白い。
見れば見るほど、細部にわたって当時を彷彿させる作り込みがなされている。
まず、映像サイズ。
4:3のブラウン管サイズだ。(今はハイビジョンや、フルハイビジョン放送で16:9の横長サイズ)。いきなりの80年代、いや昭和感まる出しの感じ。
若干、画質が荒いのも、ちょっと昔の感じが演出されている。なんでも、オールドビデオカメラで撮影しているそうな。
そして、服装と髪型。
肩パットが入ったダボッとしたスーツ。身体にピタッとした大柄ワンピース、大きなつばの帽子、派手な開襟シャツ‥あぁこんなんだったなぁと思い出す。
肩パッドスーツを探していたら‥発見
若かりし頃の円広志氏
振り付けや、ちょっとオーバーでかっこつけたようなアクションも80年代によく見たし、急に被写体にぐっと寄るカメラワークも、昭和感を醸している。
背景の「ヤシの木」も、合成の「夜景」も、舞うテープも、夜のヒットスタジオを思い出す様相だ。
そして、ある俳優さんも登場!
初めてみた時、その圧倒的な存在感&アクションにリスは爆笑していた。
今日の20時から生放送されるミュージックステーションに出演予定のサカナクション。
このミュージックビデオと同じような演出で演奏されるそうで、俄然楽しみ!としっかり録画予約をしているリス。
令和の夜に吹く、80年代の音楽の風。
ベストテン‥夜のヒットスタジオ‥のような感じになるのか‥ヤシの木あるかな?!