野良猫を保護して2か月
2018年12月末に保護したハク。
(野良猫を保護するまでの7か月 / 野良猫を保護してからの一週間)
その後、日に日に家での生活に馴染み、外へ行きたいような素振りは、全くみられない。
ご飯の時間になると、他の2匹に混ざって「ご飯ください」と猛アピール。
ご飯をねだる結束力
野良時代に培われたであろう食べ物への執着はすさまじく、目を離したら、マイペースに食す黒助のご飯まで横取りするので、油断ならない。
目を離したら‥
何でもチョイチョイ
先住猫との距離感もどんどん縮まり、毛づくろいをし合ったり、ちょっとじゃれてみたり。
特に福助とは、仲良しとまでいかないまでも、いずれは一緒に眠ったりできるかなというくらい、距離が近い。
ハクから、ぴたり寄り添う図
初のシャンプー&お留守番
保護して1か月が過ぎ、だいぶ慣れてきた頃、シャンプーも試みた。
小さな桶にお湯をためて、隊長がハクをいれて支える。リスは、スポンジにお湯を含ませて身体へゆっくりかけながらシャンプー。
どれだけひっ掻かれるか?!と心配していたけど、意外にすんなり。
洗ったら、白い毛がより白くなって、ふわふわになった。乾燥してカピカピだった肉球も復活。
ピンクの肉球はぷにぷに
また、ある時は、1泊のお留守番も経験。
出張時猫たちは、いつも隊長の実家に預かってもらう。年に2~3回ほどお願いするので、黒助福助はもう慣れたもの。
黒助はお義父さんのコタツがお気に入り
でもハクは、知らない人&初めての場所に連れていくのは難しいため、自宅でお留守番をしてもらった。
自動給餌器を購入して、カリカリ(ご飯)をセット。
1日4回まで時間に合わせて給餌してくれる。しかも、音声も録音できるので「ハク~ご飯だよ~~♪」とセット。
「なんですか~~これ」とばかりの不満顔
ペットヒーターをオンにし、水とトイレも増やして、約24時間のお留守番。
突如、人も猫もいなくなって‥
さすがに寂しかったのか、帰宅後少しふてくされたような感じはあったけど、無事にお留守番も成功。
保護して2か月。
我が家の生活ペースに慣れてきたようだ。
ごろーん
最大ハードルの検査へ
他の猫との接触がない状態を2か月経て、猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症 / FIV)と猫白血病(猫白血病ウイルス感染症 / FeLV)の検査をしようと決めていた。
2月末がちょうどその時期にあたるため、先日病院へ。
採血中のハク
大人しくというよりも、怯えて固まるので、採血はすんなり完了。検査の結果が出るまで、約10分ほど待合室で待機。
病院でいただいたリーフレットによると、陽性の確率は‥
なかなかの高確率‥と怖さが増していく。
もし、感染していても症状がでるまでの期間があるので、見た目は元気でも感染している可能性はある。ましてや、野良時代どんな生活をしていたのかはわからないので募る不安。
待っている間、祈っても結果は同じと思えど「どうかどうか‥陰性でありますように」と心の中で祈るリス。
隊長は、「いくら心配しても、なるようにしかならんわ~」と、待合室内をふらふらしながらテレビを見ている。
すると、先生がやってきて‥
陰性!!
心から安堵した。
良かった、本当に良かった。
よろこぶ私達。
採血が嫌だったのか?ケージの中で縮こまったままのハク。
野良ネコ時代。
どなたかが避妊手術をしてくれていたことは、感染予防として大きな要因だったと思う。どこかの誰かにも「ありがとう」とお礼を言う。
採血したついでに、その他の検査もしていただいた。要観察の項目が一つあっただけで、特に異常なし。
他の2匹より口臭があるので、先生に相談してみたら‥
『 少し歯周病が見受けられますが、それほど異常というほどでもありません。それと、口臭は個体差があります。』
へーーー猫の口臭にまで個体差があるのね。と意外な発見。
“ 3歳以上の猫の8割は歯周病 ”と言われている。
猫も歯磨きをする時代。
でも、なかなかの難題で、我が家でも思うようにはできていない。
がしかし、軽度の歯周病くらいで検査を無事にパスできて、心からホッとした。少々口が臭いぐらい、なんてことない。
保護から3か月目へ
この夜から晴れて、ハクのケージを開けたまま眠る。
一緒に寝てくれるかな~なんて、甘い期待をして眠りについたら‥
部屋中を走り回って、ドッタンバッタン。
高速爪とぎ、ガリガリガリガリ。
福助も一緒に、ジャンプジャンプ!!
早朝の大運動会で目覚めるハメとなった。。
僕達は運動会をしました。
そして、少し怒られました。
ふと冷静に考えると、ネコが3匹もいる。人間よりも多い。
「おかしいな…最初は黒猫一匹だけ飼うはずだったのに…いつの間にか三匹。」というのは、隊長の口癖。
みんな元野良猫。
いつこんな生活を想像しただろう。縁って不思議だ。
猫たちが見せてくれる表情や仕草は、私達を癒やし笑わせてくれる。「いつか、奴らの気まぐれな性格を超えたい。」と、今でも十分マイペースな性格の隊長が競り合う。
一日は、ネコにご飯をあげることから始まって終わり、旅行も簡単には行けない、ネコ中心の生活。
そんな猫まみれの生活。これが、まずまず楽しいのです。
< Pick up ★>
ハクとの出会いから、保護するまでのヒストリー♪
< Pick Up ★ >
自動給餌器は、こちらを購入。
ペットカメラが付いているものにしたら良かったかな~と思うものの、こちらでも十分助かります♪
ハクちゃん、陰性で良かったですね。本当に良かった。 黒・福ちゃんと馴染んできているから、遊んでも安心なのは嬉しいですね。
これからだんだん本領発揮か?! 楽しみです。
本当良かったです。ひとまず一安心^^
ハクは黒福と遊びたがっているので、3匹の関係がどうなっていくのやら‥楽しい展開であるよう願いながら、見守っていきたいと思います。
福ちゃんとハクちゃんが並んでいる写真、二匹とも目尻がきゅっとしていて何かに似ていると思ったら、お雛様みたい。美ネコちゃん。♪ふ~たり並んですましがお~♪
おひなさま~!!
にゃんずのすまし顔は「ドタドタ走り回って色んなモノを落としたのは、私ではありませんょ。」という顔にも見えますが‥笑。
やんちゃ猫だらけの我が家には、リアルなお雛様は飾れそうにありません‥^^;