連日の豪雨‥線状降水帯という単語をよく耳にするようになった近年。
報道で各地の様子を見るたび、明日は我が身‥と思いながらも、数年確認していなかった防災グッズを確認することにした。
2020.7.7深夜 大津市「警戒レベル3」
昨晩の滋賀県大津市は、大雨洪水警報と警戒レベル情報が発令されていた。
警戒レベルは”3″
その内容は「避難準備・高齢者等避難開始」だ。
山奥に住む私達は、土砂崩れが一番怖い。これまで何度か近くで起きているので、決して他人ごとではない。
深夜2時ごろ、雨が強まった。
雨雲レーダーを見ると、真っ赤。。
進路予測どおり、約30分で過ぎ去り‥その後、静かな雨に戻ったものの、あの状態が何時間も続く恐怖は想像するだけでとてつもない。
ちなみにこの警戒レベル。大津市の場合は、レベル4以上になると「速やかに避難所へ避難」となる。
注:気象情報で「警戒レベル相当情報」が発表されたとしても、必ずしも同じレベルの避難情報が発令されるとは限りません。大津市では地域ごとの状況等を総合的に判断し、学区単位で避難情報を発令します。
※ お住まいの市町村ウェブサイトで、避難勧告情報を把握しておく。防災の第一歩なのだ。
※滋賀県大津市ウェブサイトより
防災グッズの点検&見直し
東日本大震災の後、防災バッグを作った。
でも「準備した」安心感から、こまめに中身を確認しておらず‥久々に開けてみると、少しカビ臭さをともなったタオルやらと共に、コンタクトレンズを発見。
期限が2014/2015年
どれだけ放置していたかがわかる。時と共に、コンタクトレンズ利用ができなくなったので、もう備える必要もない。
コロナショックに豪雨災害‥本当に、何があるかわからないと身に染みる今、防災グッズの点検&見直しをすることにした。
ラジオ・電池・ガムテープ・軍手・タオル・歯ブラシ・液体ハミガキ・カップラーメン・水・野菜ジュース・チョコレート・SOYJOY・缶詰・ミレー缶
こちらはほんの一部で、水はケースでストック。
今回の見直しにあたり、タンパク質補給できる魚の缶詰や、5年保存できるミレー缶を買い足した。食品は、自分たちが好んで食べられるものを基準に選んでいる。
マスク・カイロ・ティッシュ・石鹸・シャンプーなど
大量の歯ブラシと剃刀は出張先でもらったもの、液体ハミガキは、試供品。アベノマスクもしっかり追加。
普段使わないけれど、有事には役立ちそうなものをまとめている。その他、生理用品、下着、靴下などもイン。
あと、非常に大事なのが常備薬。
リスは咳ぜんそくがあるので、これを忘れてはいけない。
吸入のおくすり
ねこと避難すること
実際に避難するとなった場合、私達は、3匹のねこ(黒助・福助・ハク)と共に避難することになる。
彼らと如何に共存していく環境を守る。これが何より重要課題だ。
また、避難所もまだまだペット同伴は難しい場合が多く、車が無事な場合、おそらく車中泊が現実的だと思う。
キャリーケース・トイレ・ウェットフード・ご飯容器など
ペットも、一週間分のご飯と水の備えが必要とされている。
3匹の1週間分のご飯となると、カリカリ計算で約1kgとなる。上記+カリカリ袋を持っていく必要がある。
そして、何より、避難する時が大変。
犬のようにリードを付けて歩いてもらうわけにはいかないので、3匹で約¥15kg‥2つのケース分けて入れたとして、隊長2匹、リス1匹を担当するはず。
必要最低限の人間グッズを斜め掛けバッグで持ち、ケースに入れたねこを抱えるというスタイルを想定しているが…相当の体力を要するのは間違いない。
備えと共に必要なのは、体力維持&筋トレだ。
参考にした頼りになるブック
今回、参考にしたのは「東京防災」ブック。
東京都が作成している東京都防災ホームページにある「東京防災」は、その名の通り、東京の防災情報が掲載されている。
たとえ地方在住者であっても、避難生活の心得・物の備え・非常用持ち出し袋についてなど、参考になる有益情報が多い。
これまたポップなデザインでとても見やすい。
非常用持ち出し袋に入れておくといいものは‥懐中電灯、携帯ラジオ、乾電池、食品(インスタントラーメン他)、軍手、水・・・等々がリスト化されて掲載されている。
東京都のホームページにてPDFを無料ダウンロードできるので一読がオススメ。(AmazonKindleも無料でダウンロード可。)
都内では¥130で販売されているようだ。アマゾンでも購入可能(*少々高い)。
もう一つオススメ冊子は、無印良品が作っている「わたしの備えいつものもしも」(←クリックで閲覧可能。)
こちらもわかりやすくてキャラクターが愛らしい、一読オススメの防災チラシ。
7日間生き延びる術やトイレの作り方まで書いてある。
うちの防災バッグに入れていた、
ちょっとよれよれのリーフレット。
何かの本で‥「準備は大切だが、何より想像することが大切だ」と読んだことがある。
もはや「予測できなかった」ではなく「予測できないことがおこると予測できる時代」だ。
今だからこそ、自らができる備えについて考える時なのかもしれない。
<Pick up★>
以前「情熱大陸」で、熊本県の龍之介動物病院 の 徳田 竜之介先生を知った。
マグニチュード9に耐える動物病院を建設し、診察は24時間体制。熊本地震の際は、ペット同伴避難所として病院を開放されていた。
竜之介先生を知ってから、ずっとブログを読んでいるリス。いつもスピード感ある行動と、ペット&ご家族に寄り添う姿勢がすごい。
今も、情報を発信しておられます → 獣医師 徳田 竜之介オフィシャルブログ
ワンコタクシーって物語になるなぁと思っておりました。ドアを開けたら乗ってくるのがすんごく良いですね♪ 防災についてはコロナ自粛と災害って重なるかもと思い整理し、好みに合った食べて入れ替えられる物も買い足しました。結構放っていましたわf(^^; うちも猫と、恐がりで歩かないであろう犬と避難。避難所じゃない所でしのぐことを考えています。
ワンコタクシー。到着してドアを開けると、自分でぴょんと降りて、お家に入っていきます。これまた可愛いです♪(笑)
そうですね‥たしかにコタちゃんにとって、知らない人達がたくさんいる場所に行くのって、大変でしょうね。。各おうちごとに考えなければいけないことは違うと思いますが…想像して準備しておくことは大事ですよね。やっとけばよかった‥と思わないでいられるよう日々備えたいです。