リスノ巣箱

なんぼでもイケるのは、甘いもの or お酒?

先日美容院に行った時のこと。

色々な話をしていると、私の担当美容師さんは、甘いものがとーっても好きらしいと分かった。

プリンが好き。1日1個のアイスは絶対。

コンビニに行ったら必ず、デザートコーナーに新商品がでていないかチェック。

 

 

今は栗やサツマイモなど、秋の味覚モノがいいらしい。

お家のおやつストックを見て「何を食べよう~♪」と考えるのが幸せだと言い、今日はシュークリームを食べたと楽しそうに話す。

かという私は、甘いものがあまり得意ではない。

たまにアイスは食べるけれど、先月1回は食べたかなぁ。シュークリームを食べた最後はいつだろう‥と考え込む。

午後のコーヒータイムに美味しいクッキーが一枚あると、ちょっと嬉しい。と話すと、盛大に驚かれた。

美容師さん
美容師さん
クッキー1枚?!考えられへん!開けたら最後、食べつくしちゃう勢いですよ。
美容師さん
美容師さん
じゃあケーキは特別な時だけ?って感じですか?
リス
リス
うーーん。特別な時もケーキは別にいらない。
美容師さん
美容師さん
えぇぇーーーー?!?

話せば話すほど、正反対の食の好み。

美容師さんはお酒を飲まず、リスはお酒好き。この点は大きいとは思うけれど、食の好みのベクトルが真逆。

一緒にスーパーに行ったら、カゴにいれる商品が全くかぶらないような気がした。

立ち寄らない陳列棚

兼ねてから、スーパーで膨大な商品ラインナップを見ては、誰が買うんやろうと思う時があった。

レジで並んでいる時、前の方のチョイスした商品を見て、それぞれの生活スタイルを確認する。

そう、誰かが買っているから、陳列されているのだ。食の好みは、本当に千差万別。

私達がスーパーで立ち寄る率が低い陳列棚を考えてみると‥

・お菓子(クッキー・チョコ・せんべい系)
・冷蔵菓子(プリン・ケーキ系)
・和菓子(おはぎ・羊羹・団子系)
・アイスクリーム
・牛乳/ジュース
・ジャム

この中でもとりわけ購入率が低いのは、牛乳・ジュース・ジャムかもしれない。

でも時々、普段は見ることがないコーナーをあえて通ってみる。

初めて見る商品や今の流行など、知らない発見があってなかなか楽しい。

先日、ジャムコーナーにて、コメダ珈琲が発売している「こしあん」を発見。食パンやフランスパンを餡バターで食べると美味しいかも!と購入してみた。

一度は食べてみたものの、朝から餡を食べる気分がなかなか訪れず、出番が少なめ。

私の「甘いものを食べたいスイッチ」は、年に数回しか作動しないようだ。

苦いジャムの記憶

子どもの頃の定番ジャムといえば、イチゴジャム。

母が食パンにイチゴジャムを塗って出してくれた。でも、これが甘くて苦手だった。

朝起きるのが苦手でテンション低めな私に…「美味しいから食べ」という母理論によって出されたイチゴジャム食パン。

こんがり香ばしい‥大好きなパンの耳の部分だけを食べて、中央の赤いイチゴジャム部分を綺麗に残して、よく叱られた。

 

リスが食べるのはこの部分。
右側のように中央だけ残る。

 

苦手なものは、苦手。

食べない私に「マーガリンと一緒に食べたら、もっとおいしいわ。」という更なる追い打ち。

いや、それは‥もっと好きじゃない。

「もったいないから食べなさい!」という母の忠告に、そんな自分勝手な‥と朝から度々喧嘩したことを思い出す。

母は料理が苦手なほうで、イチゴジャム=スーパーで買うものだった。

大人になって、ジャムも手作りできると知った時は驚いた。しかも簡単。

 

 

甘さを調節できるし、苺の果肉も風味もしっかりある。苺ジャムも手作りのは好き。

でも、ホテルの朝食や喫茶店で見かける‥マーガリン&ジャムが一緒にだせるタイプを手に取ることはない。

なんぼでも食べれるをコントロール

美容師さんのクッキーのように、エンドレスで食べられる気分になるものって、なんだろう。

私の「なんぼでも食べれる」で思い浮かんだのは、ハイボール。

 

食べるじゃなくて、呑むに変換されている

 

今日は呑むぞ!という心持ちで、1杯目をぐびっと呑み干す瞬間は、なんぼでも呑める!という気分になる。

ビールのようにお腹にたまることなく、強烈に酔いが回るほど強いお酒でもない。

でも実際は、ある程度呑むと‥満たされる。

若い頃は、アホみたいに呑んで酒にのまれた痛い思い出もあるけれど、今となっては、栄養学の知識&年齢も関係し、理性が働く。

身体を尊重して「呑みたい!」という心の声を抑え込む成功率も高まった。

美容師さんもクッキーを食べつくす時ばかりではないだろうし、結局コントロールできるかどうかの鍵は自分が持っている。

現に、美容師さんはスリムでかわいい。

糖と脂質が繰り広げる美味しい「食」の世界は、自分の「節度」加減で楽しさが変化する。

そして時に、自分のフィールドにはない「食」について、こだわりや幸福感を聞いたり、知らない情報を教えてもらうことは、新鮮でとても面白い。

帰り道、スーパーの秋デザートコーナーで見つけた、和栗のプリン。

試しに食べてみたら、美味しかった。こういう出会いと流れに、小さな幸せがある♪

 

秋の味覚は、サツマイモ、カボチャより栗派。

 

 


 

< Pick up ★ >

うちが購入したのは、マーガリン&ジャムでお馴染み形状のぷしゅっとタイプ。

このサイズだと、我が家はいつまでも食べきれそうにないけれど、甘党の方には、いいかも♪

ABOUT ME
risu
studio untrap デザイン担当。物事の順序の組み立て&アイデアの接着が得意。気になることはとことん調べる、調査能力はコナン級。最近気になるもの:Youtube「ロザンの楽屋」 / アリクイ
RELATED POST

POSTED COMMENT

  1. Yuki より:

    色々好みはありますね。私は食べることは好きやけど、一杯食べたいものは浮かびませんでした。何でも好き♪ 死ぬ前にはお寿司か白ご飯を食べたいなとは思っています。あ、お抹茶と口溶けの良い和三盆も。たまに買わない陳列棚を見たり輸入食品屋さんを見てみたりします。パッケージを見て、あっ可愛いとか美味しそうって思うけど、買ってほんまに食べるか?と考えたり、いろ見すぎて疲れて買わないことが多いです(^^;

    • risu より:

      本当に好みっておもしろいです。輸入食品も楽しいですよね。色使いとかデザインも斬新で、見て楽んでいますが、私もなかなか購入には至りません。たまに、えい!っと買っても、食べきる(調味料だったら使い切る)のが大変だったりして、定番のものを選んじゃいます。死ぬ前ご飯‥白ご飯とお味噌汁かなぁ。おにぎり‥お漬物‥結局、お酒じゃなくて、いつもの和食です。笑。