イベントの中止・延期が増加中
連日、ニュースで取り上げられている「新型コロナウィルス」。
中国への渡航歴の有無にかかわらず、感染が広がっていることもあって、人が集まる場所への懸念が強くなってきた。
先程、ツイッターで目に入ったのは、パシフィコ横浜で行われる予定だった「カメラ見本市CP+2020」の開催中止について。
2/27・28・29・3/1開催予定だったイベント
CP+は最新のカメラとその関連機材を来場者の方々が実際に手に取って、その操作感などを確かめていただけることが最大の特徴であるコンシューマー向けのショーです。
その際、約 7 万人の不特定多数の来場者の方々に感染するリスクを排除しきれない可能性があります。当工業会としては、このようなリスクを避けることが重要と判断し、誠に遺憾ではありますが、開催を中止することとしました。
(CP+2020 / HPの案内文より)
イベントの企画・運営に携わり準備されてきた方や、出展者、来場者の気持ちを思うといたたまれないが、イベントが感染拡大の場所とならないように配慮された決断だと思う。
現段階では、イベントやコンサートにおいて、主に、接触があるものについては、中止や延期、自粛要請が見られる傾向だ。
・ジャニーズ「SixTONES / Snow Man」デビューイベント:ハイタッチ会中止
・AKB48:握手会中止
・ラグビートップリーグ:ハイタッチ自粛
・宝塚歌劇団:観客とのハイタッチや握手を控える
・京都マラソン:中国からの参加者自粛要請 / 沿道のハイタッチ自粛
コンサート関係者の心配事
新型コロナウイルスが報道された瞬間から、コンサートやイベントをはじめとするエンタメ業界に必ず影響が出ると思っていた。
人が多く集まるコンサート業務を生業にしている身としては、情勢を気にしていたが、想像以上の速さで、その懸念が現実化しているのに驚いている。
現在、コンサートが中止・延期になっているのは、まだ一部。
観客へのマスクの着用を呼び掛けたり等、コンサートスタッフもマスクを着用したり、厳戒態勢の中で行う公演も出始めている。
イベンター(コンサート主催会社等)のウェブサイトでは、コンサート・公演へご来場される方へのお願いとして‥
・発熱・咳・全身痛などの症状がある場合は、 ご来場の前に必ず医療機関にご連絡の上、指示に従って指定された医療機関を受診されますようお願い致します。
・うがい、手洗いの励行。
・咳やくしゃみなどの症状がある方は必ずマスクを着用してください。
・咳・くしゃみなどの際はハンカチやティッシュなどで口と鼻を覆い、他の人から顔をそらしてください。とっさの場合は袖や服の内側で覆い、他の方から離れてください。
・当日体調にご不安のある方はくれぐれもご無理なさらぬようお願い致します。
また、厚生労働省からのお知らせや、内閣官房のウェブサイトでも、新型コロナウイルスの情報を確認できる。
ちなみに、厚生労働省は「新型コロナウィルス」の情報発信LINEまで用意されていた。→ 厚生労働省LINE:新型コロナウイルス感染症情報
どうなるコンサート?!
新型コロナウイルスは、無症状病原体保有者がいることがわかっていて、今後も拡大するだろうと思う要因のひとつ。
無症状病原体保有者は、症状がないけれど、検査では陽性。
症状があるなら自覚もできるが、何も感じなければ、普通に生活をする中で感染を拡大させてしまう怖さがある。
となると、人が集まる場所において強くなる懸念。
観客数が、何万人クラスという巨大公演だけでなく、千人規模の公演でも、公演中止や延期が出始めた。
中には、500人規模のコンサートも中止にされているケースもある。
コンサートの規模には関係なく、一つの閉鎖された空間に不特定多数の方が集まることにおいて、世間の心配は強まり、主催者の決断も迫られていく。
私達も2月末からコンサート業務が増え、3月の土日はコンサートに立ち会うことが多い。
じわじわと迫りくる恐怖を感じつつ、ウィルスの一日も早い鎮静化を祈るばかりだ。
★Pick Up!!★
音楽を中心としたライブ・エンタテインメントを主催する、全国のプロモーターで構成される一般社団法人の「コンサートプロモーターズ協会」は、新型コロナウィルス感染症への対応についてを発信中。
※状況は、刻々と変化。発表内容は最新の情報をご確認ください。
確かに、感染を考えると中止も検討されますよね…。
終息を願うばかり。 そしてうつらないようにもしたいですね。うつっても軽くすみますように。
今後、感染したことが考えられる場所として、イベントやコンサートがあがってきたら‥中止などの措置がさらに増えると思います。
本当に早く終息してほしいですね。。とはいえ、今できることから‥食べて寝て笑って、しっかり免疫力あげて、過ごしていきましょー。