めでたい会議

studio untrapの「めでたい思考回路」始めます

studio untrapの「めでたい思考回路」始めます

突然ですが…
2018年2月22日から“ studio untrapの「めでたい思考回路」”というウェブメディアをはじめます。

始まりは2018年正月、深夜の戦略会議から

2018年。
インフルエンザを発症してHOTなスタートをきった私達のお正月は、発熱と共に去りゆき‥平穏な日々を取り戻した頃には、既に1月も半ば。

雪深い&コンサートが少なくなる1月は、私達にとって閑散期。
少しゆっくり過ごせるこの時期、深夜の家飲みにて『2018年 studio untrap(我が家)の仕事戦略会議』という、聞こえはいいが内容は「?」のグダグダな会話を繰り広げておりました。

ここ何年か、年始にこの手の戦略会議を行い、一年を通しての目標などをたてようと試みるのですが‥私達の仕事は「クライアントの皆さまがあって、はじめて成り立つ」というスタイルゆえ、目標設定は、なんだか曖昧なものに留まってしまいます。

ちなみに、
2017年は「働き方改革」(ざっくりというとONとOFFの境目をハッキリしよう)
2016年は「所得倍増化計画」(ざっくりいうと、もっと稼ごう…はい、マネタイズ下手です)でしたが、目標の達成率は低く、だいたい夏~冬にかけて繁忙期の波ににかき消されていくことになります。

「クライアントの皆さまがあって、はじめて成り立つ」という私達の仕事というのは、『作品を作り出す方々をサポートしたり、その制作をお手伝いをすることで成り立っている』という意味でありまして、自分たち主導では、なかなか仕事が成り立ちにくいという職種。

そう…これまでは、誰かの想いにのっかって生きてきました。

私たちって何色?白色?無色透明?

私たちはクライアントの皆様の、ご希望どおり、いや希望以上に、“その方々の持つ色をいかに鮮やかに表現できるか”を考えてきましたが、今年は、自分達の色を出すことにもチャレンジしてみようという企みが、ふつふつと湧き上がってきました。

ここでふとした疑問が…

「ところで、私たちの色って何色?」

はい、お題が決まったところで、お酒が進む~深夜の会議が本格スタート。

 

Q『 私たちの色っていうけど、それって何?』

* 「色っていうのは、概念的なコト?強み的なコトなの?」
* 「いや言葉の意味を限定するとかじゃなくって、そこはもうちょっとフワッととらえようよ。」
* 「どちらかというと白?無色透明?色がないことが個性?」
* 「白色ということは…ホワイトカラー(一般には頭脳労働をする人)な職種かぁ~(少々脱線気味)」
* 「そう見えて頑固なとこもあるし、土留(どどめ)色ちゃう?」

Q『 自分たちのオリジナルなカラー(色)を生み出すって、難しいのでは?』

* 「う~ん、何かを生み出す程のスキルは持ち合わせてないし…自分たちのオリジナルな何かを表現するのは難しいぞ。そもそも、組み合わせるのが得意なだけで、オリジナルという部分はあるのか‥ないに等しい予感。」
* 「音楽を作ったり、演奏するとかは、本物レベルを知りすぎてて‥ただ奏でられたら楽しいという年代は過ぎたしね‥。」
* 「スタジオは自分達のためには存在していないもんねー。(普段はただの大空間)」

Q『 いっそのことオリジナルカラーを出すために、好きなことを追求してみる?』

* 「オリジナル商品とかできひんかな?」「え、商品開発するの?何を?」「DIY好きやし、木工製品とか?」「いや、本格的にやろうと思ったら、工具も不十分か~。」「そもそもいざ作ると考えた時、イメージするクオリティが高すぎて、前に進まんという傾向もあるね」「石橋を渡るでも叩くでもなく、橋の前で相談系。」
* 「そもそも私達って追及するくらいの好きなこととか、没頭する趣味なんてないやん…」「おっと、終了ですか?」

 

こんな馬鹿話?と思うような議論が延々続き‥
ふと「ほな、なんでみんな私達に色んな業務を依頼してくれるんやろ?」との疑問が湧いてきました。

一応、事業の看板としては「サウンドに関すること」だの、「デザインに関すること」だのを掲げておりますが、その事業とは全く畑違いの業務も依頼されることが増えて‥いつも不思議に思うこの点。

「あのぅ。なぜ、私達に依頼されるのでしょう?」とたずねると、返ってくる答えでよく聞くのは「丁寧にやってくれるし」という声。

仕事でもそうでなくても、私達は考えて調べて議論して‥を常日頃繰り返しています。
誰に頼まれたわけでもないのに、勝手にはじめた議論がいつしか言い合いにまで発展した時‥自分達のバカさ加減に笑えます。

私達って、なんて “めでたい” のだろう、と。

でも、この“めでたい”日常が、全てのことにおいて具現化していく際の重要な要素であり、「丁寧にやってくれる」という信頼に繋がっているのかも?という話に行きつきました。いたって普通と思っていた自分達のスタイルに個性?色?があるのか?!と光が射した(気がした)わけです。

でもそれって、表現することもままならない見えない部分。

「このケースだったら、A案が最善だけど、希望や状況を考えた場合はB案が最適。」だの「この手法のほうがすぐに効果が出るかもだけど、クライアントさんが求めている方向性とは違うので、回り道でもあちらの方法でやってみよう」といったやりとりには、実は、なかなかのドラマがあるのですぞ。

個性の公開プレゼンテーション

なら、いっそのこと、「思考する過程や、試行する課程、彷徨える家庭?も公開してしまってはどうだろう?」という話になりました。

「どのように考えて、どう取り組むか」「何をどう見て、どこに舵を切るか」なんていう、私たちの思考を公開していく。ということで、サイトタイトルもあれやこれやとさんざん悩んだ末‥

スタジオアントラップの「めでたい思考回路」と決定!!
サイトコンセプトは、思考回路=個性とし「個性の公開プレゼンテーション」と位置づけました。

私たちの“思考回路”を公開してプレゼンテーションしてみるって、どれだけ考えることに自信があるねんと思われそうですが、いたって表現ベタでビジネスに不向きな私達の言うならば、これは“楽しい公開実験”。

全世界に向けて発信するので(only in Japaneseですが…)、いつか素敵な出会いに繋がるかも?
なんてのは、かなり甘い目論見ですが、そこは”おめでたい思考回路”の持ち主なのでご容赦ください。

今日から少しづつ、私たちの新しい歴史を作っていこうと思います。
どうぞ、末長くお付き合いくださいませ。

スタジオアントラップ
隊長&リス


“ 今年の目標:「めでたい思考回路」という名のウェブメディアをやってみる。たとえ、閲覧数が0でも、反響がなくても、やってみる♪ ”

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Taicho and Risu
15歳差凸凹夫婦が、今気になる様々なモノやコトについて綴ります。毎週1回更新!各種SNS&LINEで、更新情報をお知らせします。フォローミープリーズ♪
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