先週の「めでたい会議」結論にて、「めでたいロゴを作成する」ことが決定。
今週はその実践編ともいうべき、デザインの苦悩?迷走っぷり?を赤裸々にお届けします。
第1回指差し確認:「めでたいロゴを作る」
デザインコンセプトは「単純で、素朴で、おもしろ味も感じられるマーク」
そして、イメージは「鯛」
“めでたい”つながりで鯛をベースにすることに同意したものの、イラストが得意なわけではないリスにとって魚は難題‥しかも、鯛なんて書いたこともない。
色々と調査してみたところ、鯛のデザインは山ほどあって‥七福神の恵比寿さんが持っているような鯛(尾が跳ねた感じ)から、たい焼きのような鯛 など。
様々な描き方はあれど、ひれの様子や、鱗模様、口元など、比較的細部まで書き込まれたものが多く存在しているように感じる。
ちなみに、本物はこちら。
特徴は、背びれ(ギザギザ)と尾びれ(二股)と口元&ぽってりとしたフォルム。
さぁ、ロゴデザインの始まりだ。
いろいろと書いてみますか?
まずは、スケッチブックに色々と書いてみる。
ひたすら書いてみる。その中から、目指すべき “鯛像” を決めていった。これはほんの一部。
びっくりするような鯛?も存在するが、一部をご紹介。
隊長:「お、出来上がってきましたねラフ案。とりあえず指さし確認してみましょうか。」
リス:「1・鯛っぽい感じってこんな感じ?」
隊長:「背びれ感が微妙か?」
リス:「2・イラストっぽくしようとしたら…もはや魚ではない。」
隊長:「口の感じは鯛やねんけどな。」
リス:「3・可愛いけど、鯛ではない。いわゆるサカナ。」
隊長:「かくかくしかじか版やね。」
隊長:「どんどん行きましょう。」
リス:「4・跳ねたverに挑戦したつもりが、自立ver。憂いのある鯛。そしてあご!!」
隊長:「メデタイボンバイエ~♪」
リス:「5・形はましになったけど、薄ら笑い鯛。」
隊長:「背びれが、ウルトラセブン風やね。アイスラッガー!」
リス:「6・かわいく跳ねてみようとしたらまたもや自立。立体感のなさが私らしい‥ってか、クッキングパパばりの顎。」
隊長:「背びれがゴジラ系やね。」
リス:「7・めでたい感もほしいのになぁ。旗もってみる?」
隊長:「鯛の祝日の日に、掲揚しますか。」
リス:「8・思考回路も表現したいなぁと思ったら、地球ちっくに。もしくはサッカーボール風?」
隊長:「FC鯛セロナやね。」
リス:「9・ハンコちっくに枠をつけてみるとか?」
隊長:「これは、皿に小魚状態ですな。」
迷走タイムの始まり
これだ!というものに行き着くまで‥長い長い迷走を歩む。
頭を抱えているリスに、隊長も参戦!
隊長:「10・名前の通りメデタイで。隊長の力作です。」
リス:「目出てもうてるやん。めでたくない‥ってか、深海魚。却下!!」
リス:「11・もぅ魚が難しいねん。やっぱダルマにしちゃう?」
隊長:「すでにテーマ感ゼロですぜ。」
リス:「ちゃうねん。もっともっとシンプルな鯛がいいねん。12・極論、これくらい線が少ないのが理想。」
隊長:「ぐるぐるぐるぐる。」
隊長:「じゃあじゃあこれは?」
リス:「けっこうです。」
目指したのは “千鳥” の鯛ver
ここでいきなり、リスが語りはじめた。
これは、目指すべき方向が定まった時の兆候だ。
リス「いかにも鯛って感じじゃなくて、千鳥のイラストみたいな鯛がいいなー。千鳥って、見慣れてるから「鳥」ってすぐわかるけど、はじめてみたら「‥鳥?」って感じと思うねん。限りなくシンプルに表現されてて、なおかつ可愛い。私は、千鳥の鯛verを作りたい!」
隊長「う、うん。」
そこから更に更に‥時間をかけてかけて‥○○時間。
完成したのが、こちら!めでタイ!!
お腹のぐるぐるは、めでたさ&思考を表現。「回」には、回路図等で用いられる記号:進みゆく流れをイメージ。
ツイッターのカバー写真は、めでタイがいっぱい♪
このロゴマークとともに、これからも独自路線を進みゆきます。
追伸。金魚ではございません。
スタジオアントラップ
隊長&リス