きっかけはイカから
2018年の年末「ふるさと納税」とやらに初チャレンジ。
ふるさと納税サイトで、返礼品をいろいろとみているのもなかなか楽しい体験だ。
いくつか申し込んだのだけど、その中の一つが「イカ」。年明け早々、クール冷凍便で福岡県宗像市からやってきた。
瞬間冷凍された、お刺身用のイカと下足。
ゆっくり冷蔵庫で解凍して、お刺身でいただく‥これがとっても美味しかった!4回のお刺身をしっかり堪能。
残るはイカ下足。
さぁ、如何にして食しましょうか?
夏のヘビーローテーション・鉄板焼き
我が家の夏の夕食の王道は、鉄板焼き。
肉嫌い偏食の隊長と、お肉だって食べたいリスが共存するには、鉄板焼きは最適。お互いが焼くエリアを決めて、好きな食材を焼き焼きする。
暑さで頭が回らない時期には、お互い好みのモノを買って、ただ焼く。
この調理スタイルは思考省エネが働き、週に何度するの?というくらいにヘビーローテーションになることもある。
そしていつも「どうせ広大?な庭があるので、BBQでもしちゃう?」という話になる。
だけど、我が家のBBQセットは、以前友人達が来た時に購入したもので、2人で利用するには大きすぎる。そして、夏のお庭は蚊が多く、BBQどころではない。
というわけで、どうしても屋内での鉄板焼きならぬ、ホットプレート焼きになってしまっていた。
どうせなら炭火&七輪に挑戦
イカ下足を食べるなら‥
「七輪で焼きたい!」と思いついた私達。
これまでにも何度か購入を検討していたが「七輪でイカをあぶって、お酒グビり」に挑戦するときが来た!と早速、Amazonで手ごろなサイズ&価格の七輪を購入した。
隊長人生初の七輪は、焼きアミ付きの七輪(サイズ大)で3千円弱。
ついに七輪を手に入れた私達。
日中の陽射しが暖かい、とある日。春先BBQを実施!
外で準備をしていると‥
この時期は、虫も蚊もいないし、お山での野外BBQには一番良いシーズンだと気づく。
さぁ楽しい七輪体験のスタート。
火おこしに熱中
七輪も基本BBQと同じく、炭を使って調理する。まずは火を起こすことから。
着火剤なんて便利なものは、わが家には無い。
リスは子供の頃、七輪でホルモンを焼くワイルドな家庭に育ち、当時から火おこしを体験していた。もちろん、着火剤など使わない。
用意するものは、炭と新聞紙と枯れ木とライター。
新聞紙から枯れ木や枯れ葉に火をつけ、枯れ木をくべながら、炭に火をつけていく自然スタイルでいつも火おこしをしていた。
枯れ木も枯れ葉は、そこらじゅうにある。お山生活万歳の瞬間。
下からパタパタと空気を送る。
空気の通り道をしっかり作って、枯れ木をくべながら火を大きくし、炭にうつしていく。
無言で火おこしをする二人。
火をおこすという行為は、なぜこうもわくわくするのだろう。
ある程度火が付いたら、炭を七輪へ。
パタパタ
50万年前?から続くと言われる人類と火の歴史。古代の人も、無言で火おこしをしたのだろうか?そんなことを考えつつ火をおこすこと数十分。
準備万端!!
なかなか着火しない炭を相手に、枯れ木/枯れ葉収集担当の隊長が家周辺を駆け回っていたのはご愛嬌。
七輪体験スタート
ようやく念願の七輪体験スタートだ。
かんぱーい
何はともあれ、まずはイカ。
適度に水分が炭に落ち、ジュウジュウと音を立て、下足が踊る。
ふっくら焼き上がったイカ下足。
炭火ならではの香ばしさも相まって、とても美味しい!
タケノコやしいたけも、一緒に焼き焼き。
ちょっと醤油をたらしたら、一層香ばしい匂いが立ち込めて、たまらない。
リスは、ホットプレート焼きでは諦めていたホルモンも堪能。
リス家庭での焼肉は、父のチョイスによって‥骨付きカルビ・ミノ・テッチャンのみだった。
小学生がホルモン‥今思えば、ファンキーなBBQだ。
じゃりン子チエを思い出すような環境下、なかなか渋い舌に育ち、今も時々無性に食べたくなっていた。七輪のおかげで、食の楽しみがひとつ増えた。
隊長は、お揚げ焼きも楽しむ。
七輪にでかでかと乗っかるお揚げ。ただ、すぐ丸焦げになるので、注意が必要。
ビール片手に、七輪焼きを楽しみながら~のんびり過ごす。静かなお山での休日は、格別だ。
とはいえ、夕方になると寒いので、楽しめるのは昼間の数時間だけ。片付けをしながら、少量の炭が残った七輪にお芋を投入!
デザートは焼き芋。
炭に直接当たらないようにしていたもの火力が強いので、外側は焦げぎみだったけど、安定の美味しさ。
想像どおりの楽しい七輪体験を堪能した私達。
先日、スポーツ店の処分市で、キャンプ用のチェアまで手に入れてしまった。着々と快適な七輪生活をおくるためのグッズが増える我が家。
虫の出現する頃までは、楽しい七輪生活が続きそうである。