コロナショックの春。
IPS細胞の研究者山中伸弥教授は「1年は続く可能性のある長いマラソン」と表現されていて、これからもっと外出できない事態になると予想される。
テレビをつければ、各国の大変な状況が目に入り、ツイッターを開けば、「政府は早く金をだせっ」「マスクなんかいらん」と様々な言葉が飛び交っている。
いよいよもってギスギスしてきたなぁと思っていたら…とある相談が舞い込んだ。
オンラインでレッスン開催!
ヨガスタジオから、オンラインレッスンについてのご相談だった。
現在、感染予防の観点から、レッスンを制限されている。
そこで、オンラインでレッスンを配信して、会員さんに自宅でヨガをしてもらおう!というもの。
システムの準備やお客様への案内などを、お手伝いさせていただき、ここ数日で一気に整えていった。
ここで使ったシステムが、Zoomという会議用システム。
私も今回はじめて使ったシステムだったが、とても簡単で便利。
・リアルタイムで100人までのミーティングが可能。
・パソコンでもスマホでも視聴OK。
・しかも、無料。(有料プランもあり)
ミーティングシステムということで、チャット機能やビデオ機能ももちろん備わっているが、レッスンでは、お客様側は消音(ミュート)状態にして、先生のレッスンをみんなで見る形で利用する。
明日から、オンラインヨガレッスンが配信予定。
早速、お客様からの予約も入ってきていて、私も楽しみになってきた。
「Zoom飲み会」と「たくのむ」
そういえば、先日もテレビで「オンライン飲み会」が流行っていると見た。
外出自粛。でも、みんなで呑みたい。
その想いを叶えたオンライン飲み会は、各自が家で飲みもの&おつまみを用意してスタート。
LINEやiphoneのFacetimeでも、顔を見ながら話せるけれど、システムを利用すれば、複数人で一緒の時間を共有できるというのが、今の状況にフィットしている。
この時、利用していたのがZoomだった。Zoom呑み会。
また、他にも、オンライン飲み会専用のアプリまで登場。その名も「たくのむ」
このアプリ。なんと!
リリースから72時間で2万5千ユーザーが利用して、7千件のオンライン飲み会が開催された、とか。すごい。
いち早く需要をシステムに反映した会社(1010株式会社)と、お客様側の受け入れるスピードと適応力が時代を物語っている。
このアプリは、飲み会に特化したシステムで「飲み会ルームを作って、その共有URLを送れば、アカウント登録なしでも参加できる」という気軽さが、利用を加速させたと思う。
産業のカタチが変わる転機
オンライン飲み会をしたいか?といえば、そんな飲み仲間はいないし、私には必要ないかな…と思うけれど、一人暮らしの時だったら、やっていたかもしれない。
コロナは怖い、でも、一人は寂しい。
そんな時、誰かと繋がっていられることは、とても精神的に救われる。ましてや今は、顔を見て話すこともできる。
コロナが終息しても、このオンライン飲み会や、オンラインレッスンは、需要がなくなるわけではないし、これを機に、新しいサービスのカタチがどんどん出てくるはず。
実際、Zoomを試しながら「打ち合わせ、もうこれでいいやん。」と思った。
交通費もかからないし、時間も効率的に使えて、少々風邪気味であっても、迷惑もかけない。顔も表情も見れちゃう。
「早く元の生活に戻ってほしい」とよく耳にするけど、コロナショック前と全くもって同じ生活には、戻らないし戻れない。
テレワークも、オンラインによるレッスン・飲み会・打ち合わせ、一部学校で行われているオンライン授業も、生活に取り入れられたものは、ある程度根付いていく。
ということは、少なからず、継続が難しい産業やサービスが出てくる。
今、何もかもが変わる転機を迎え、「変わる」ことを拒絶するのではなく、「変化する」タイミングにきていると思う。
また、何か相談された時、迅速に対応できるよう常に情報収集&勉強だ!と思う傍ら…我が家の最大の問題は、ネット回線のスピード。
山奥過ぎて、通信速度がまぁ…遅い。
こればかりは「引っ越し 」or「 山を切り拓く」の二択しか思い浮かばないところが、なんとも悩ましい。
まさに いま!の内容ですね。今日 初めてライン電話でレッスンしました。昨日ラインでってお願いされて今日してみました。私は三脚にスマホを取付け、生徒ちゃんはママがスマホで撮しながらでした。楽しく出来るものですね♪
無事にヨガレッスンも配信できました♪
一対一であれば、LINEのビデオ通話でも可能ですよねー。もちろん、会ってレッスンできるのが一番ですけれど、オンラインならば、普段会えない距離でもレッスンできますよね。現代だからこそ可能なこともある!と前向きに耐えていきましょー♪