オモテナシ
東京五輪誘致スピーチで有名になり、2013年の新語・流行語大賞にもなった「オモテナシ」という言葉。
今週末(明日/10月6日土曜日)に近江神宮で開催されるイベント「近江のおもてなし」。
リスの友人が実行委員長を務めていて、イベント内にて披露されるステージの音源作成/CD制作に関わらせていただきました。
「近江のおもてなし」は、近江の伝統美と豊かな和の文化を体感できるイベントとして行われます。入場料は無料♪
野外イベントで気になること…
私たちも野外イベントの企画や運営に携わってきた経験上、一番気になることは…当日の天気。
イベントの集客、出店の方の売上などに直接影響が出ます。こればっかりは、自然界に抗うこともできず。できることは、ただただ祈るだけ。
もちろん「晴れ」が一番ですが、厄介なのは「雨」じゃなくて「曇り時々雨」の場合。
「雨」ならば、最初から屋内ステージで開催ということも視野にいれられますが、「曇り」の場合、雨が降らずただ曇っているだけというのもあります。
実行委員として参加していたイベント「歌とピクニック」で経験済みの私達。パラパラと途中で降ってくる雨ほど厄介なものはありません。
ステージ上に仮設テントを設置せねばならず、音響さんは雨養生でスピーカーにビニールをかけねばならず、観客の皆様を雨をしのげる場所へ誘導せねばならず…雨の場合はスタッフの業務が倍増・同時進行で行わないといけないこと多しです。
そもそも野外開催というのは、外でしたいゆえの会場設定。
「曇り」は雨が降るかもしれないけど、晴れるかもしれない。良いほうへ転ぶことを心では願いつつ、準備段階で最善の判断をしなければ、準備が間に合いません。
ああ、なんとも悩ましい「曇り時々」の予報。
そして夏~秋は、台風の季節。明日は、台風が接近しつつも、現時点では「曇り」予報。
雨天時に設定していた「近江勧学館」にて、イベントは行われる予定です。
音楽制作で協力
今回「近江のおもてなし」の、おもてなしステージに出演される「日本百人一首舞」の舞踊音楽の制作を行わせていただきました。
左:日本百人一首舞 創始者 / 勘孫奈さん
右:日本百人一首舞 歌い手 / 宇野ひと美さん
日本古歌「さくらさくら」を複数のアレンジで表現。
バラード調の落ち着いたもの、ダンサブルなものまで、アレンジャーの才能を十分に発揮してもらい作成してもらいました。
同じ楽曲に複数のアレンジを施すという、なんとも難易度が高い仕事を行ってくれたのは ” uj ” 。
I’s cubeというユニットでプレイヤーとして活動しながら、作曲や編曲を行う彼は、当スタジオの昔からの友人。SHARPの海外CMを手掛けたり、大阪の某楽しい施設のCMや、TVのスポーツ番組のジングルなどを数々の楽曲を手掛けています。
音楽は、言葉で説明することが困難なので、仕上がりイメージの共有は最大の課題。
「さくらさくら」は、想像以上のアレンジでスバラシイ出来栄えとなり、とても気に入っていただけました。
明日は、ステージにて初お披露目&CD発売日。とても楽しみです♪
近江神宮にて開催
「近江のおもてなし」イベントは、2018年10月6日(土)、近江神宮にて開催、入場料は無料です。おもてなしステージでは‥
書道パフォーマンスをかわきりに、日本百人一首舞(午前11時~)、創作舞踊、インドネシアから舞踊チームも参加。トリは着物ショーまで、和の心満載のプログラムあり。《 プログラム詳細はこちらからどうぞ 》
おもてなしブースでは、近江の食やアクセサリーの販売、お茶席もあります。
先着100名様には、水引作家コトノハさんからプレゼントがあるそうですよー。
無料シャトルバスも、大津京駅(JR湖西線)から運行されます。
私達もオモテナシを感じに行く予定です。
秋の一日、近江神宮を参拝しつつ、和の文化に触れてみる一日はいかがでしょうか?
※ 雨天により、スケジュールが一部変更になる可能性がありますので、お出かけ前に「近江のおもてなし」ホームページをご確認ください。