新年度スタートを彩る要素

新年度スタートを彩る要素

寒い年度スタート

新年度がスタートして3日。

朝窓の外を見てびっくり‥辺りは、うっすら雪化粧。

昨日、平成の雪もこれで見納めか~と思っていたら、今朝もまた雪景色。確かに、ここ数日夜は冷え込んでいて、寒い年度スタートとなった。

 

平成に降る雪に、新元号を書いてみる

 

私達の仕事は、各依頼の締切とコンサートスケジュールで進行しているので、正直「年度」区切りの実感が薄い。

親になった友人達は、新学期に向けて準備があるようだけど、お山暮らし&自営業の私達は、毎年ふわっと新年度がはじまっている。

そんな中先日、いつもお世話になっているホールの担当者さんが異動になったと知らせが届いた。

春から新生活なんだなぁと実感をしたのは、その時くらいのものだ。

 

梅が咲くお山、桜はまだまだ先

新学期の楽しみ

学生時代。
新学期といえばクラス替え。

仲良い友達、気になる人と一緒になるかな。担任の先生は優しい先生がいいな。

クラス替えは1年の過ごし方を左右する新年度の一大イベント。

そして、もうひとつ。
楽しみだったことがある。

新しいノートの準備に加えて、ペンケースや文房具を新調すること。

 

 

新学年の綺麗な教科書に、真新しいノート。
ノートは学校指定がなかったので、キャンパスか無印良品のノートを利用していた。

赤ペン時々青ペンを使って綺麗にまとめられている友達のノートを真似して文具を揃えたりもした。

板書を綺麗にノートに写すことに注力した、ありがちなタイプ。勉強の本質はどこへやら。

今となれば、学力が伸びるかどうかは、まず勉強の仕方を知っているかどうかにあると思う。

ともあれ、新しい教科書&ノートの表紙をピシッと折り目をつけながら開いて、ノートに下敷きを敷く瞬間が好きだった。もうかれこれ、そんな感覚も長い間ない。

新しい食器を出すタイミング

暖かく過ごしやすかった先日。掃除がてら、食器棚を整頓した。

全然使わなくなった食器や、ときめきが半減してしまった食器を棚から出す。

貧乏生活が長く「もったいない病」という持病を備えているので、使わなくても処分するという行為が、どうしてもはばかられてしまう。

でも急に、さよならしようと思い立った。
そして、大切に保管していた箱を棚の奥深くから引っ張り出す。
長い間眠っていたのは、友人の結婚式の引き出物や、誕生日にもらった大切な食器たち。

 

 

我が家にティファニーというのも、なんとも似合わない気もするが‥このスタイリッシュなマグカップは、親友の結婚式の引出物。

 

先日、陶芸家の伊藤岱玲さんのHPを見ていた時、一文が心にとまった。

「どうせ割れるから・・・」とおっしゃられるのを耳にしますが、限りある人生を慈しむように、お気に入りのうつわを是非お使いください。

 

使わなければ、ずっと割れずに保管できる。でも、食器は使うためにある。

なにを当たり前な~と思われそうだが、思い入れが強いものほど、割ってしまったらどうしようと思ってしまう私。貧乏性の部分にメスをいれるような気分なのだ。

箱から出して、棚に並べる。
眠っていた食器たちが整然と並んだ光景は、なんだかテンションがあがる。

 

イッタラ・カステヘルミ

 

誕生日にもらったこのカステヘルミは、フィンランド語で「露のしずく」の意味だとか。無数のしずくが美しい。

いつも見ていた棚も食器を入れ替えただけで、随分様変わりして素敵な空間になった。

そして「大切に使いたい」という気持ちが、食器を扱う時の所作をいつもよりずっと丁寧にしてくれた。

春、あたたかい陽射しを浴びると、冬の間、寒くて強張っていた身体がほどけていくように感じるし、あちこちで咲き始めるお花も手伝って、とても清々しいフレッシュな気分。

急な衝動にかられて食器をだしたのは、無意識だったけれど、4月1日だった。

最近、いつもは選ばない選択をあえてすることによって、どんな変化がおきるか試している自分がいる。これがやってみると、新しい流れを運んできたりするから楽しい。

新しく加わったマグカップと食器達は、私のささやかな新年度スタートを彩ってくれている。

 

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