最近、スタジオアントラップの改装をDIYで行っていることもあり、作業の進捗が優先の生活となっている。
なんせ素人がやっているコト。
「昼までの作業はここまで~」と思っていても、、ついつい出来るところまで作業してしまおうと頑張ってしまい‥食事も後回しになりがち。
そこで、好きなタイミングで食事をとれる一日2食(昼&夜)のお弁当生活をはじめたところ、偏食家の隊長が抱えるストレスと論理が明らかになった。
DIYとお弁当生活
やってみてわかったことだが、お弁当生活って、メリットが多い。
まず「はい~そろそろお昼ご飯です」と、決まった時間に食事をとらなくていい。
お腹がすいた時&作業の手が空いた時に、すぐに食べられる。
決まったご飯タイムに縛られることもなく、後回しにして食べるタイミングを損なうこともないことが万能。
おにぎりは、食べやすさもピカイチ
またお弁当箱の大きさが決まっているので、食事の間隔が少々あいて、空腹感大になったとしても、ドカ食いにならなくて済む…等々、メリットが多い。
午前中に昼と夜のお弁当を作ってしまう生活って、なかなかいいやんと気づいた我が家。
作業効率優先によって、家では、帰ってお風呂入って寝るだけの生活だけど、思いのほか快適。
現に、お弁当生活になってから、作業スピードもアップし、ダイエット効果まで出てきた。
といってもデメリットもある。お弁当作り担当のリスの悩みだ。
「色々とおかずを入れたいけれど、種類を増やせば、おかずストックが増えて数日間同じメニューになりがち。昼夜と違うメニューにしたいものの、どうも同じおかずばかりになってしまう。」と、ぶつぶつ。
限られたスペースに詰めるおかずが少量ですむこともあって、同じ副菜が脇を固めることが多くなっている。
VIVA!お馴染みのおかず!
リス的には「同じオカズで飽きないかな?」という心配があるらしい。
偏食家の隊長としては、リスの悩みはまったく理解できない。
心から、本当に‥毎日同じオカズでOKと思っているのだ。
こんな感じで、何の問題もない
しかし、誰に話しても、どうも理解されにくい。
なぜなのか、なぜそう思うようになったのか、話しながら考えていると‥幼少期のトラウマと偏食による後ろめたさが影響していると気づいた。
隊長の小学校時代は、世間的に「好き嫌いは絶対にダメ」思考が強く、食べ残しが許されない時代。
お肉全般を食べられない隊長にとって、給食は苦痛でしかなく、完食できる給食は極々まれだった。
もちろん。残すことに罪悪感はある。
全部食べられた=偉いね。という時代に、好き嫌いがある子の肩身は狭く、昼休みに友達と遊べた記憶がない。
大人になって、食べる自由を選択できるようになっても…
現場のお弁当や差し入れなど、ご厚意はありがたいと思うが食べられないことも多く、同じく申し訳ない気持ちになる。
だから、“食べられるおかず”で構成されたお弁当は、例え同じおかずであっても嬉しいし、食べられる&完食できる喜びがあるのだ。
多くの皆にとっての当たり前も、偏食の隊長にとっては、全て食べられることがすでに喜びなのか‥と妙に納得できた。
主役おかず不在のお弁当で、食のストレス解放?!
ある日の隊長のお弁当。
おかず:野菜サラダ・小松菜とお揚げの煮びたし・高野豆腐・さつまいものレモン煮・きんぴらごぼう・わかめの茎煮 / イカと昆布のさつまあげ(購入品)
ご飯:十六穀米(塩こんぶを間にサンド/梅干しのせ)
主菜の定番は、卵焼きだけど、この日は煮びたし。主役にしては地味なおかず。
日によって、エビフライやイカリングを入れたりするけど、基本は和惣菜ばかり。
一見ちゃんとしたお弁当に見えるけれど、主菜以外は、連日同じおかずのローテーション。
食は日々の楽しみだし「毎日同じメニューでもいいのに~」という隊長の意見はわかっていても、「そうはいっても、違う方がいいよね。」とリス的には思ってきた。
どこか謙遜であったり、作ってくれる人に対しての遠慮もあると思っていたのだ。
でも、残さなくていい。捨てなくていい。全部食べられる!というのは、思っている以上に喜びなのかもしれない。
偏食家もストレスを抱えている。
そう認識すると、同じオカズが続いても、“食べられることが嬉しい”という気持ちは理解できる。
隊長の場合は、ちょっと極端だと思うけれど、どこかお弁当に対する憧れのようなものもあるのかもしれない。
また、偏食の人にとって、完食の達成感=食事の満足度につながると考えると、これまた理解できた気がした。
よって、同じおかず多めのお弁当は、食のストレス解放弁当と位置付け、堂々と似通ったお弁当を繰り広げている。
パソコンとペンキに囲まれつつ、いただきます
スタジオリフォームとお弁当生活。
ふとしたことから、いつも聞いてきた会話の本質を知るなんて、コロナの影響は‥次々に思わぬ副産物をもたらしてくれている。
< Pick up ★>
スタジオの隣に自宅があるのに、毎日お弁当を作って食べる私達。
隊長的には、このお弁当箱が萌え~。