先日、久しぶりにマラソン大会「奥びわ湖健康マラソン」へ参加した。
2016年に京都マラソンに出走してから、3年ぶりの大会への参加である。
時間を見つけてはランニングにいそしんでいるものの、目標が無いとなかなか真剣味が増さない。私の悪いクセ(相棒:右京さん風にどうぞ)。
ランニングをエクセルで記録?
初めて京都マラソンに臨んだ時、「トレーニング日誌をつける」ことをやってみた。
ストップウォッチとGoogleMapを駆使。走った距離とタイムをエクセルでちまちま記録していた。
GoogleMapで、その日に走ったコースをなぞり、距離を割り出すという手間のかかる手法だが、「え~っ。思った以上に長い距離を走ってた♪」と驚くことも。逆に「思った以上に、短い距離だった・・・」と、残念な結果になることも多し。
さすがに、このGoogleMapを使う手法は、時間もかかることや、田んぼのあぜ道を走った時にGoogleMap上では道が無く正確な距離がわからないこともあり、何か他の方法が無いかと模索していた。
ランニングアプリを導入
世の中には、携帯のGPSを利用したランニングアプリというものがあると知り、試しにいくつか活用してみた。
お試ししてみたのは「Runkeeper」と「Runtastic」というアプリ。いずれも無料のアプリ。
iPhone、Androidスマートフォンのどちらでも利用可能で、ランニングだけじゃなく、ウォーキング、サイクリングの記録も可能。
両方使ってみたが、ぱっと見のデザインと機能の多さに「Runtastic」を採用。これで晴れてGoogleMapとエクセルでの記録付けから卒業なのだ。
まぁ便利
アプリを起動して、ランニングスタート。
すると、地図上で走ったコースを表示し、ランニングした時間、消費カロリーなどを記録してくれる。
また、音声コーチという機能をONにしていると、1キロ走るごとに‥「5キロです。時間は〇〇分、平均ペースは〇分です。」とアナウンスまでしてくれるのだ。
中には、「痩せRUN!」や「レースに向けて練習」といった、目的別に指導してくれるプランまで存在。こちらは有料のプレミアム会員メニュー。
このアプリは、ウォーキングする方にもオススメ。
日々のトレーニング記録が増えてくると、続けていく励みにもなる。
ただし、まったくランニングしなかった・・ウォーキングしなかった・・月間距離が0kmという月もきちんと記録されます。
バーチャルビワイチ@ビワテク
ビワイチって知ってます?
今や、滋賀県内の流行語大賞があったら、間違いなくエントリーされるであろう「ビワイチ」というワード。
“自動車運転免許を取得したら、まずは車でびわ湖一周”なんて言っていた記憶があるが、今は、自転車で琵琶湖を一周する事を指すことが多い。
このビワイチ。
ドライブでもサイクリングでもなく、バーチャルで堪能できるアプリを発見した。それがビワテクだ。
滋賀県民の健康を推進する為に制作されたアプリケーション。
日々のランニング、ウォーキング、スマホに蓄積される歩数データをもとに、歩いた距離を判断。そのデータを利用して、びわ湖一周をバーチャルで体験しましょうというもの。
なんと、「世界一受けたい授業」(2018年)の「平均寿命全国1位!新長寿県・滋賀から学ぶ健康長寿」というテーマの中で、スマートフォンの普及率が全国1位(データは少々古く平成26年のもの)となった、滋賀県の市町の取り組みの一つとして紹介されたそうな。
使い方は簡単。
アプリをダウンロードして、ただ歩くだけ。
ポイントを通過したり、ビワイチなどのバーチャルラリーを達成すると、ポイントがたまっていく。
バーチャルなウォークラリー
また、人間ドッグやガン検診、健康教室やイベントに参加してもポイントが加算されて、たまったポイントで景品に応募可能。
がしかし、景品応募には1000ポイントが必要。
琵琶湖一周200km歩いて200ポイント、人間ドッグで100ポイントなので、なかなか果てしない。そして、応募は年一回。
健康推進のためとはいえ、なかなかのモチベーションが必要だ。
面白い取り組みだと思う半面、ユーザー目線だと少々残念ポイントが多いのが、滋賀クオリティ。そこは、“ 泉佐野の大胆さ ”を見習ってほしいところだ。
日本全国、どこでもびわ湖一周が可能。滋賀県民じゃなくってもダウンロードして利用できる。
隠れ滋賀県ファンの方、ウォーキングを日課としている方、ご一緒にバーチャルビワイチはいかがでしょう♪