リスノ巣箱

リスノ気になるデザイン・お菓子編

まずは見た目から

差し入れや手土産に渡しやすいものと言えば、お菓子。

美味しいことはもちろん重要だけれど、私はパッケージのデザインが素敵なものをついつい選んでしまう。むしろ、パッケージが素敵だから一回買ってみよう!というタイプ。

素敵なのは外見だけで、味が伴っていなければ元も子もない。でも、パッケージデザインをも商品価値として大切にしている会社は、商品そのものが優れているパターンが多い。

がしかし。
お山に住んでいると‥オシャレなものとは縁遠い生活。

なので、ネットで購入するか、最近は、打ち合わせで都会へ出かけた時などに見つけては購入。日持ちのするものをできるだけ選び、急な来客や友人へのプレゼント用にストックするようにしている。

ここ最近出会った、味もパッケージも素敵なお菓子たちをご紹介♪

都松庵・AN DE COOKIE

昭和25年創業の京都のあんこ屋「都松庵」さん。ネットで手土産を探していた時に偶然発見した。

 

都松庵 web site より

 

色とりどりのキューブ型がとってもかわいい。
食感は、ほろっとくずれるタイプのクッキーと紹介されている記事を読んで、一層気になった。

早速、京都の打ち合わせ帰りに本店へ。

こちらのクッキーは、なんと小麦粉不使用!
白あんの原料となる、白いんげん豆生あんを米粉生地に練りこまれているらしく、あんこ屋さんならではのクッキー。

手にとってパッケージを見ていたら、店員さんが試食させてくれた。

これが美味しい!!

ほろっとした食感で甘すぎることもない。抹茶・アールグレイ・フランボワーズと次々に試食。どれも風味や香りも楽しく、特にアールグレイとフランボワーズは私好み◎。

 

季節限定:さくら

 

季節限定「さくら」は、塩漬けの葉を刻んで生地に練り込んでいるらしく、桜餅を食べたときのような風味がふわっと口に広がる。

HPによると、今の季節限定は「レモン」‥うーん気になる。

そして、夏限定で発売されている「ココナッツ」はもっと気になる。と、今ハマっているクッキー。

 

ロゴと包装紙のお豆フォルムが素朴でかわいい。

 

< 通販でも買えます~★都松庵オンラインストア>

うえがき米菓・鶯ボール

こちらは、新大阪駅の構内:エキナカマルシェにて発見。

 

うぐいすボール Web site より

 

ずら~と並ぶ、かわいいパッケージ!と思わず手に取ったら、鶯ボールだった。

こちらは、創業百余年のうえがき米菓さん。
あとからHPを見て知ったのだけど、あの元祖鶯ボール=うえがき米菓だったのだ。

エキナカマルシェの店舗では、きなこ・抹茶・いちごミルク・たこ焼き味!などなど、色々な味の鶯ボールと、手揚げうぐいすボールの量り売りもあった。

量り売りは、賞味期限が10日間。
ストックできる日持ちではないけど、工場出荷のものよりも容量がたくさん入っていてお得ということで、2つ購入。

 

かわいい鶯イラスト。
お米袋さながらの袋がまた素敵。

 

小粒と普通とあって、試食してみたところ、小粒は食べやすいけれどちょっと物足りない。やっぱり、柔らかい部分と硬い部分を味わえる普通サイズが美味しい。

 

左:小粒 / 右:普通

 

でも小粒だったら、子供さんが食べやすいかも。と思い、小さな子供さんのいる友人にあげたら、喜んでもらえた。

HPによると、和テイストの包装は、外国人旅行客のお土産にも人気だそうで、HPにてヘルシーでおいしい「Japanese rice crackers」と紹介されていた。

なるほど納得のパッケージデザイン。つい誰かにあげたくなる、可愛くて美味しい鶯ボール♪

< 通販でも買えます~★うぐいすボールオンラインストア>

あみだ池大黒・pon pon Ja pon

以前テレビで見て知った、このお菓子。

 

pon pon Ja pon web site

 

大阪へ打ち合わせに出かけた時、ルクアイーレで偶然発見して購入した。

あの有名・粟おこし/岩おこしを製造している会社が発売している “新しいおこし” という位置づけのpon pon Ja pon の pon pon coco。

pon pon Ja pon は、大阪名物おこしの老舗「あみだ池大黒」の新ブランドとして誕生しました。

「あみだ池大黒」は江戸時代後期1805年に大阪の地で創業。200年以上にわたって昔と変わらぬ味の「おこし」を作り続けながら、新しい美味しさも追求しています。

pon pon cocoは「おこし」を極めた職人の経験と技で完成します。味ごとに違うまぜ具合や固さなど、その日の天気や温度などに合わせて微調整を繰り返しながら、一つ一つ愛情をこめて作っています。

< pon pon Ja pon ホームページ・Brand storyより >

私は「粟おこし」が好きで、子供の頃よく食べていたが、ここ最近、というかもう何年も食べた記憶がない。きっとそういう方が多いと思う。

そんな中、新しいブランドとして発売された、このpon pon coco。まず、目を引くロゴ&パッケージ。

 

 

味によって異なるカラーのパッケージは、空気が入っていて弾むような巾着風の球体。これをみて直接的には、おこし・ポン菓子を連想しないものの、よく見ればちゃんとイメージが繋がり宿っている。

丸がつならるリーフレットもかわいい。

 

 

味は、12フレーバー。

「アーモンドカフェ」や「メープルシロップ」と想像できる味から、「ブルーベリーヨーグルト」や「木苺チーズケーキ」といった洋風テイスト、さらには、「きんぴらごぼう」や「ぜつみょうカレー」とおつまみにもなりそうな和風味まで。幅広くて楽しいラインナップ。

一粒はこんな感じ。

 

これはアーモンドカフェ

 

“お米と色々な味をキャラメリゼした新食感スイーツ”と書かれているのも納得。

おこしのように硬いわけでもないので、食べやすくて美味しい。

< 通販でも買えます~★pon pon Ja ponオンラインストア>

老舗の新展開

3つのお菓子。
書きながら気付いたけれど、どれも昔からある歴史のあるお店(会社)で、日本ならではのお菓子だった。

確かな技術で時代を築いてきた老舗が、新しいブランドを作ったり、リブランディングするという展開は多い。

新ブランドの商品から入ったお客さんが、歴史のある昔ながらの商品の価値を知ることもあるし、相乗効果はあると思う。また、外国人旅行客へどうアピールするかも大きなポイント。

老舗だからこそ、新時代に仕掛けていく。そんな時、デザインのチカラはとても大きな要素だ。

プレゼント用お菓子ストックがなくなったので、また買いに行かなきゃ。

私の判断基準は、素敵で美味しい‥思わず誰かにあげたくなるお菓子です。

ABOUT ME
risu
studio untrap デザイン担当。物事の順序の組み立て&アイデアの接着が得意。気になることはとことん調べる、調査能力はコナン級。最近気になるもの:Youtube「ロザンの楽屋」 / アリクイ
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