人生において、避けて通れない壁が存在する。
その壁に果敢に挑んでいく人もいる。壁の前で立ちつくす人もいる。
今日は、その壁に果敢に挑んでいく人の物語。
目の前の壁に挑む
今回挑戦してきたのは、ボルダリング。
ボルダリングというのは、「高さ5メートル以下の壁に設定された複数のボルダー(コース)を、制限時間内にいくつ登れたかを競う競技」です。※日本山岳・スポーツクライミング協会より
私たちの初ボルダリング。
何をどうやっていいのかわからないので、ナビゲーターにお願いすることにした。
ナビゲーターは「紳士のスポーツに挑戦する」と同様、スポーツ万能なリス弟です。
岩のお友達
今回、壁に挑む現場になったのがこちらROCK MATE。
険しい岩の雰囲気は薄く、今風のおしゃれな外観。
初めての方用コース(入会金+2時間利用で¥3000)を選んでGO!入会手続きへ。
入会に際しての情報記入は、QRコードを読み込んでウェブサイト上で登録。時代を感じます。
レンタルシューズ(¥300)と滑り止めのチョーク(¥100)の貸出があるので、持ち物は着替えだけでOK。
最初のインストラクション(利用説明)や施設説明・注意事項はDVDにて。そこはネット上の映像ではなく、小さなテレビ。
説明映像を見ながら‥「カンペはカメラ右上にあるんだね」「テロップの文字が間違っているね」と職業柄?性格柄?気になる私達…いったい何を見ているのやら。
インストラクションを終えて、いざ人生初の壁へ。
色とりどりの壁達。
この日は一部エリアがメンテナンス中。
Qランキング
コースの難易度が設定されています。難易度はわかりやすいように色分け。
ピンク→黄色あたりの初心者用コースを中心に挑戦。
初心者やキッズ専用の壁が低いエリアもあったりして、そこからスタート!
高さは約3m~4mほど
簡単な設定だけあって、スイスイ登っていけます。あ~順調だ。
登れるとタノシイ
リスは柔軟性を活かした、ちょこまかタイプ。
隊長は、身長をフルに活かした登り方で、ゴールを目指します。
そもそもの基本ルールは、START地点のホールド(カラフルな出っ張り部分)から同じ色のホールドだけを使い登って、GOALのホールドを両手で掴むというもの。
簡単そうに見えて、やってみると思うようにはいきません。。なんでも一緒。
壁登り or 壁挟まり
初心者エリアを難なく攻略し気をよくした私達は、大人エリアへ。
大人エリアは壁が高くなりますが、ちゃんと初心者用のコースも混ざっています。
まずは、ナビゲーターのお手本。身軽にスイスイ登りゆく。
ひょいっと登るナビゲーター。
で、私たちの番。。
すぐに壁にぶちあたり‥手も足も出なくなる。
身動きできず‥岩に挟まる隊長
幾度となく跳ね返されます。
もはや登るというより、壁に挟まり休憩する状態に。
壁に身を預けてひと休み
体重?筋力?
難しいコースになると指がひっかかる箇所がなく、こんなんどう登るの?なんて状態。
そんな時はSTAFFさんに声をかけると簡単にすいすい~とお手本を見せてくれる。
確かにSTAFFさんも、細身で上半身の筋肉が締まった方ばかり。
腕力や握力といった腕の力だけではなく、体重移動や足の動かし方がポイントらしいので、運動が苦手な人にもオススメだとか。
コースは、定期的にホールドの位置を変えて、飽きずに楽しめるようにしているようです。
コース作成中のSTAFFさん
作成したばかりのコースを試すスタッフさんが、これまた楽しそう&お猿さんを彷彿させる身軽さ。
その横で‥幾度となく壁に阻まれる私達。
果敢に挑みながらも~初心者なら2時間で十分と言われてましたが、1時間を過ぎたあたりから手がぷるぷる。
壁に挑んだ者たちに残されたものは‥少しの経験値と翌日の筋肉痛。
服装はランニングウェアではなく、今風のゆるめな服装のほうが “らしさ” がでます。笑。