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シアターライブを見に、レイトショーへ行く

先日、シアターライブを観に映画館に行った。

映画館に行くのは久しぶり。
映画館のウェブサイトで上映スケジュールを見るついでに、館の情報や料金を調査する。

映画の日(12月1日)や、毎月1日は映画の割引があるの知っていたのだが、水曜日のレディースディ、夫婦のどちらかが50歳以上なら割引(ただし、同じ映画作品を観ないと割り引かれない)など、1,000円ちょっとで映画を観る割引がこんなにあったのかと、ちょっと驚いた。

映画館でライブを見る

Queenのフレディ・マーキュリーに焦点を当て描かれたボヘミアンラブソディー、レディー・ガガ出演のアリー・スター誕生(12/21~)など、話題の音楽映画が封切られるこの時期に、見に行ったのは「souvenir the movie MARIYA TAKEUCHI Theater Live 」

 

 

この竹内まりやさんのシアターライブ。
元は「Souvenir〜Mariya Takeuchi Live」というライブCDで、私の愛聴盤の一つだ。

アルバム「TRAD」の初回限定盤のオマケDVD中に、このコンサートの映像が数曲入っているが、残念ながら、そのアルバムは持っていない。

今回の映画は、そのオマケDVDにに含まれていない映像、その他のライブツアーの様子に、ドキュメンタリー映像を加えたものが映画館で上映される。

ライブDVDを発売していない竹内まりやさんのレアな映像。さらに、普段TVなどのメディアに登場しない夫・山下達郎氏が、このコンサートにプレーヤーとして参加。夫婦共演を観ることが出来るのこともレア感を増す一つの要因だ。

今回は、家のTVで見るライブ映像と違って映画館の巨大スクリーンで観るライブ。どんな迫力?どんな音?と興味津々の私だった。

京都Tジョイ・レイトショー

近隣で上映されている映画館を探すも、滋賀県内は無し。
京都市内のイオンモール内に設置されているシネコン、Tジョイ京都で上映していることを発見。

夜遅めの時間に上映がスタートするレイトショーにいってみることにした。上映開始時間は22:00、終演時間は日付が変わる24時少し前。夜型人間には最適なのだ。

イオンモールに到着する頃には、映画館を除く店舗もすべて閉店、駐車場も閑散としていた。駐車場は3時間まで無料、スクリーンに入場時に駐車券を処理してもらうシステムだ。

映画の後に、ちょっとコーヒーでも一杯…は、出来ないのが残念。さすがにその時間ともなると、チケットも自動発券販売機のみ。売店とスクリーンへの入場口以外の窓口は、誰もいない。

 

 

Tジョイ京都の上映チケットは、どこでも空いているお席にどうぞの自由席じゃなくて指定席。座りたい座席を決めて発券するシステム。

視覚的にも音響的にも良さそうな気がする、中央よりも少しだけ後ろの席を選択した。

館内に入ってみると200人のスクリーンに10人いるかいないか?という半分貸し切り状態の上、座席シートもゆったり頭まであるサイズ。完全リラックスモードに突入だ。

上映開始「気になる病」発動…

上映開始直後は、大きな画面で観られることに感動。ただ、音源は聴き込んでいたために、興味は他のことに移っていく。

巨大スクリーンでは、いろんなところまで大きく映るため、音響機材や映り込むスタッフの動きもよく見える。ギターの交換に出てきた男性スタッフを見て「あの機敏な動きは、きっと20代だな~」なんて推理してしまうのだ。

モニタースピーカーには、一線級の音響会社の文字が書かれているのを発見。そうなると次の興味は、どんなマイクやスピーカーを使ってるか?へと一気に移ってしまう。

  • 「この楽器にもSM58を使っているのか。SM58は安いけど良いマイクなんだな~」と再確認。
  • 「レコーディングスタジオで良く使われているYAMAHAのモニタースピーカー、ピアノの横に置いてる使っている。このスピーカーの使用用途はレコーディングだけじゃないのね。」と固定観念はダメだなと思い直したり。
  • シンガーの足元までちゃんと見えるためには、モニタースピーカーをこんな向きで置くのか…しかし、調整が難しそうだ。

ライブを見る楽しみを満喫するだけでなく、音響のテクニックやアイデアを吸収する一時間半の上映だった。

レイトショーが終わり、映画館を出たのがちょうど日付が変わる頃。たまには、深夜の映画鑑賞も楽しい。

帰りの車の中、ライブCDを聴いてみる。いつもの聴き慣れた音源に、先程見た映像が加わった。

この一枚は、聴覚・視覚共に思い出のアルバムとなりそうだ。

 

ABOUT ME
Taicho
studio untrapのサウンド担当。美容院の息子に生まれた影響からか。第一印象の人当たりは良し。「早く家に帰りたい」と「大丈夫、何とかなるじゃない~」が口癖。無難かつ合格ラインを見極めて進む『良い塩梅』派。
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