スタジオは山の中

スタジオは山の中

スタジオは大津市の山の中

スタジオアントラップは、大津市の山の中にある。

 

 

一応滋賀県の県庁所在地(大津市)にあるのだが、山奥すぎて‥火曜サスペンス劇場とかに登場するような場所(犯人逃走、遺棄するシーン等)なんて表現されたりするのが、玉にキズ。

今日は、そんな山の中にあるスタジオをちょっとだけご紹介。

もとは陶芸の工房

スタジオアントラップのスタジオ棟は、もとは陶芸の工房。
そんな物件を購入して、音楽が楽しめる趣味のスタジオを作ろうと、改装を行った。

購入当時は、ゲーム開発会社でサウンドの業務をしていたので仕事に使ったり、友人・知人と共に音楽を嗜んだり、若かりし頃のレコーディングスタジオをもつ目標の実現。

当初は、そんなイメージで改装をしたので、街中のレコーディングスタジオに比べると、ファジーな造りである。

改装前、陶芸の窯があった場所に、コントロールルーム(録音や調整の作業を行う場所)を設置、ロクロや色着け、土をこねる場所になっていたところをスタジオ(楽器演奏などを行うスペース)とした。

 

 

陶芸の工房から、音楽の工房に変わっても、作り出す場所(土をこねる/形成する場所・スタジオ)と、仕上げる場所(窯・コントロールルーム)が同じ位置なった。

きっと、前に住んでいた陶芸家の方も同じ場所で「作ってはやり直し、やり直しては作り、そしてもう一度作り直しなんてことを繰り返していたのでは?」と思う。

精神と時の部屋

山の中にあるスタジオなので、街中にあるような誘惑?からは無縁。
自動販売機までも歩いて10分、コンビニまでは歩いて45分といった具合だ。

最寄りのバス停までも、歩いて20分。
しかも朝昼晩しかバスは来ず、一本乗り過ごすと、次のバスまでは数時間。

それに加えて、一昔前までは携帯電話の電波も入りにくく、世間とは一線を隔している状態だった。

一見不便と思えるそんな環境。
でも、世間から隔離されていることは、音楽制作には向いているようだ。

音楽制作に向き合うしかない空間と時間。
スタジオに来た若手ミュージシャンが「*精神と時の部屋」と表現していた。

注釈:*精神と時の部屋
漫画ドラゴンボール(鳥山明作)に登場する。神の神殿の中にある異空間のこと。真っ白で何も無い世界で、そこは時間の流れが外界とは違い、外界での1日がこの部屋の中では1年(365日)に相当。

「世俗から離れて…」がいい場合も

改装後、しばらくしてゲームの開発会社を退社。
スタジオ業務を始めることになった。

「こんな山の中でのスタジオ業務。来てもらえるのか?」なんて思っていたが、不便な環境であるがゆえに、手にいれられることもある。

・制作に集中できる環境を手に入れる。
・自分と向き合うことができる。
・環境がガラリと変わるので集中の度合いが増す。

当スタジオに来ていただいた方々からのこれらの意見が、スタジオ開業を後押ししてくれた。

制作に疲れた時は、ちょっと散歩へ出かける方も。
マイナスイオンたっぷりの周辺を散歩すると、かなりリフレッシュできるらしい。また、散歩途中に会う森の仲間たちも新鮮とのことだった。

スタジオの周りには森の仲間たちが生活している。
鹿、兎、狸、狐、猪、猿、猫、栗鼠、梟、小鳥たち。

 

 

初めてスタジオに来られた方で森の仲間にいきなり出会う人と、何度か訪れている方でもまったく出会わない人がいる。

森の仲間に出会えた方には「美しい心の人は、森の仲間に会うことができる」と言うようにしている。

まったく出会わない方には…「今度、鹿にお見送りをするように頼んでおきます」とお伝えする。

ここでは、動物や自然との共存が基本形。

音楽制作をする時、レコーディングをする時、じっくり打ち合わせをする時‥日常を少し忘れて没頭してもらえたら、山の中まで来ていただいた甲斐もあるかなと思う。

マイナスイオンと共にお待ちしています。

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